言葉

日本と海外では全く違う?ホテルの「シングル」「ツイン」「ダブル」の違いとは

 
Kollama Yujiro
投稿者 Kollama Yujiro. 更新された: 16 1月 2017
日本と海外では全く違う?ホテルの「シングル」「ツイン」「ダブル」の違いとは

国内旅行や海外旅行でホテルを利用することは多いですが、「シングル」、「ダブル」、「ツイン」の他にもセミダブルやハリウッドツインなど一体どこに泊まればいいのかわからない。なんて方も多いのではないでしょうか。なぜか?おそらく国内と海外では同じ名前でも泊まれる人数やベッドの種類や数が違ったりするからではないでしょうか。そこでこの記事では、国内と海外を分けて、それぞれのタイプにはベッドが何台で泊まれる人数は何人なのかについて調査してみたいと思います。

目次

  1. 日本のホテルの「シングル」「ツイン」「ダブル」等について
  2. 海外のホテルの「シングル」「ツイン」「ダブル」等について
  3. トリプル(TRP)
  4. クアドアプル(QUAD)
  5. まとめ

日本のホテルの「シングル」「ツイン」「ダブル」等について

「シングル」はシングルベッドが1つある1人用の部屋。ベッドの大きさは幅100cm×195cm。

「ツイン」はシングルベッドが2つある2人用の部屋。ベッドの大きさは上記同様。

「ダブル」はダブルベッドが1つある、1人、もしくは2人用の部屋。ベッドの大きさは幅140cm×195cm。

 

またこの他にも種類があるので追記しておきます。

「セミダブル」はセミダブルベッドが1つある、1人か2人用の部屋。ベッドの大きさは幅120cm×195cm。節約したくて1泊だけなら2人でもなんとか眠れるようです。しかし長期間続けると睡眠障害が出るようなので、家のセミダブルのベッドに2人で眠っている方は速やかにベッドを変えるか、増やすか、することをお勧めします。

「クイーン」はクイーンサイズのベッドが1つある2人用の部屋。ベッドの大きさは幅160cm×195cm。

「キング」はキングサイズのベッドが1つある2人用の部屋。子供が小さければ川の字になって3人で寝ることもできるようです。でも子供がいることはホテル側に伝えてくださいね。ベッドの大きさは幅200cm。シングルベッドが2つあると考えればいいです。

海外のホテルの「シングル」「ツイン」「ダブル」等について

「シングル(SGL)」…単純に「シングルルーム」という場合は、基本的に「シングルベッドが1台の部屋に1人で泊まること」を指します。ダブルベッド1台の部屋に1人で宿泊することや、ベッドが2台ある部屋に1人で宿泊することは「(ツインまたはダブルの)シングルユース」といい、この場合の料金は「ダブル」もしくは「ツイン」の料金になります。

「ツイン(TWN)」…「ツイン」とは基本的に「ベッドが2台ある部屋に2人で宿泊すること」を指します。しかしアメリカ・カナダ圏にはTWNという表現はほとんど使われていません。もし英語で「ベッドが2台ある部屋」を確保したいなら、「ツインルーム」というだけでは意味があいまいなので、必ず「Twin-bedded Room/Room with twin beds(ツインベッド仕様の部屋)」と伝える必要があります。

また ハリウッドツインと呼ばれる部屋のタイプは、シングルベッド2台を密着して並べるため、一見ツインベッドには見えないのですが、それでも立派な「ツイン」です。ヨーロッパのホテルでも、ベッドは1台なのに敷き布団と掛け布団だけがわかれているという、“なんちゃってツイン”も多くみられます。いずれにしろ、ツインルームはすべてベッドサイドテーブルによってわかれているとは限りません。

「ダブル(DBL)」2人が眠れる大きさのベッド(ダブルベッド、クイーンサイズベッドまたはキングサイズベッド)が1台置かれた部屋に2人で泊まること」を指します。1人で利用する場合は「ダブルルームのシングルユース」といい、「ダブル」の料金を請求されます。

 

 

トリプル(TRP)

「トリプル(TRP)」…「トリプル」とは、「ツインルームまたはダブルルームに3人で宿泊すること」を意味するのが通例です。この場合部屋にベッドは1台、または2台。いわゆるダブルベッドと呼ばれているクイーンサイズベッド2台、もしくはキングサイズベッドが1台というのが普通です。一部の国・地域では、シングルベッド3つの部屋がある場合もありますが、非常に少ないです。どうしてもベッドを追加したければエキストラベッドをリクエストします。ただし、消防法などの関係でベッドが入れられないこともあるので、ここはいい思い出として1つのベッドで寝るのも楽しいかもしれません。

クアドアプル(QUAD)

「クアドアプル(QUAD)」…日本ではあまり聞き慣れない言葉ですが、1室に4人が泊まることを意味します。クイーンやキングサイズのベッドが2つあり、一つのベッドに2人ずつ寝ます。これは子供のいる家族や新しい友人向けの部屋です。

まとめ

  • 「シングル」は1つのベッドが1台の部屋に1人で泊まること。これは国内外共通です。
  • 「ツイン」はベッドが2台ある部屋に2人で宿泊すること。しかしアメリカ・カナダ圏ではほとんど使われていないので、英語で「ベッドが2台ある部屋」を確保するなら必ず「Twin-bedded Room/Room with twin beds(ツインベッド仕様の部屋)」と伝える必要があります。
  • 「ダブル」は2人が眠れる大きさのベッドが1台置かれた部屋に2人で泊まること。これは国内外共通です。でも日本はダブルベッドが置かれていますが、海外はダブルベッドが置いてある場合もあれば、クイーンサイズやキングサイズのベッドが置いてあることもあります。

国内外では共通点もありますが、ベッドに対する考え方が違うので、特に海外旅行でホテルを予約する際は、ベッドの数やサイズ、エキストラベッドを入れられるかなど、よく確かめてから予約しましょう。

日本と海外では全く違う?ホテルの「シングル」「ツイン」「ダブル」の違いとはと関連した記事をチェックしたい場合は、学習のジャンルから探すことができます。

の記事にコメントを書く
あなたは記事をどう思いましたか?
日本と海外では全く違う?ホテルの「シングル」「ツイン」「ダブル」の違いとは