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「足」と「脚」の違いと使い分け

 
投稿者 Kollama Yujiro. 更新された: 16 1月 2017
「足」と「脚」の違いと使い分け

「あし」には「足」と「脚」という漢字が存在しているのは皆さんもご存知だとは思います。この2つきちんと違いがあるのですが、きちんと使い分けられていますか?「そんなの当たり前!分かってるよ!」という人もいるかもしれません。では、厳密にどこからどこまでが「足」で、どのあたりが「脚」というのは正確に答えられるでしょうか?日本語には、学校などでは教えてくれない微妙な違いや、教えてくれていたとしても忘れてしまう使い分けなど複雑にあります。今回は、「足」と「脚」の違いについてきちんと理解していきましょう。

参照元:foot.com

「足」と「脚」の違い

では早速、2つのあし「足」と「脚」の意味について見ていきましょう。

『足』

みなさんが「あし」の漢字を書くときは、こちらの漢字を使うことが多いかもしれません。その「足」の意味ですが、次のような意味があります。

1.動物の胴体から分かれていて、からだを支える部分。または、歩行に使う部分のこと。

2.物の本体を支える、突き出た部分のこと。

3.くるぶしから先の部分

どこからどこまでという話に限っていうと、3番目の「くるぶしから先の部分」のところに注目です。「足」というのは、くるぶしから先の部分の事を指すのです。

つまり、一般的に「足」と呼ぶ部分は、くるぶしの下から足の裏側全体までの事を言います。もし、足全体ではなく、足先に関する事を言いたいのなら、こちらの「足」を使うと良いでしょう。

そして、机や椅子などを支える部分の「あし」も「足」とあらわします。

『脚』

どちらかというと、使う機会が少ない「脚」は、書き順も多いため「足」と比べると、書くのも少し億劫かもしれません。

こちらの「脚」は、次のような意味があるようです。

1.足全体。

2.ある範囲の下側。支えとなるもの。物事の根拠

やはり注目すべきは、「足全体」といったところでしょうか。「脚」という漢字には、「足」とは違って、足全体の事を示します。ですので、足の付け根から足先までの事を書くなら、「脚」を使うようにすると良いでしょう。

「足」と「脚」の使い分け

すでに、上記でご紹介したように、一般的には「足」が多く使われますが、人のあしには、指す部分によって漢字を使い分ける場合もあります。足首からつま先の部分を「足」、足首から骨盤までを「脚」という漢字が使われます。

また、比喩的表現には「足」が多く使われる傾向にあります。例えば、「足を運ぶ」「足を奪う」「足を洗う」「足が地に着かない」「足が早い」などが例に挙げられるでしょう。このような比喩表現の多くは、「歩く」「走る」といった足を使った動作からきていることからきています。

その一方で、「脚」は動物の胴から下に伸びた部分を表すため、「馬脚」「脚光」「健脚」など、あし全体を表す言葉の場合によく使われます。

また、すでに「物の本体を支える、突き出た部分のこと」は「足」というと言ったばかりでしたが、テーブルの「あし」の場合に「脚」を用いる場合もあります。胴から下に伸びた部分や、支える部分といった意味から、「テーブルの脚」「脚立」など、物の下の細長い部分を表す際にも使うのです。

もうひとつの「あし」

「足」と「脚」以外には、「肢」という漢字もあります。これは、比較的使う機会の少ないと言った「脚」よりもさらに使用頻度は低いものと思われます。

いつ使うかというと、哺乳動物には「肢」という漢字を使う場合です。昆虫には「脚」が多く用いられるのは聞いたことがあるとは思います。この「肢」というのは、生物の種類による使い分けというよりも、漢字が表す意味で使い分けされているようです。そのため、哺乳動物に「脚」と書いたり、昆虫に「肢」と書くことも場合によってはあるようです。

まとめ

基本的な考え方として、足首からつま先の部分を「足」、足首から骨盤までを「脚」で間違いなく、ほとんど人が認識している使い分けもこのようなものでしょう。ただし、例外として漢字が表す意味を考慮して、逆が使われていたりする場合もあるようなので、それは非常に厄介なところかもしれません。

もし、どうしても判別が付かない場合は、「あし」と平仮名で書くのも悪い選択ではないかもしれませんよ。

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