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人見知りする人と会話をちゃんとする方法

Rina H.
投稿者 Rina H.. 更新された: 16 1月 2017
人見知りする人と会話をちゃんとする方法

誰もが不慣れな場所では、多少なり人見知りをするのではないでしょうか。むしろ初対面の方と親しく話すことができる方の方が少ないように感じられます。初対面での馴れ馴れしさに不信感をいただく人の方が多いはずです。時間がたってもなんとなく距離を感じる、表情が少ないなど人見知りする人には特徴があります。

人見知りする人には、恥ずかしいという感情と遠慮、そしてトラウマ、不信感があることが多く距離感をつかむまでに通常の倍以上の時間がかかることがあります。そんな時は、周りから話しやすい、なじみ易い雰囲気を作ってあげることが大切です。

人見知りの人と会話をちゃんとするにはどうしたらよいのでしょうか。Hohoron.comでは人見知りする人と会話をちゃんとする方法を紹介します。

画像:manuelgross.bligoo.com

従う手順:

1

YES・NO作戦

人見知りの人は、言葉数が非常に少ないので言葉のキャッチボールが大変難しいのです。そんな時は、こちらから短い言葉でもジャスチャーでも答えられるような質問をしてみましょう。

  • 体調は、いかがですか?
  • お天気がいいですね。
  • 明日は、冷え込むようですね。
  • お車でお越しですか?
  • ・ちらは、初めてお越しになりましたか。

など、距離を保ちできるだけ「YES・NO」で答えることができる内容を質問形式で問いかけましょう。

2

「OR」の質問疑問を投げかけ言葉を引き出すYES・NO作戦ができたのであれば、ステップアップです。一言でも多く言葉を聞き出すために「OR」の質問をしてみましょう。

例えば

  • コーヒーが好きですか、日本茶が好きですか?
  • 朝はご飯ですか?パンですか?
  • 右利きですか?左利きですか?
  • パソコン派ですか?ダブレット派ですか?

など、2択の質問でどちらかを答えてもらう状況を作りましょう。そうすることで相手も返答する状況を作ることで共通点が見つかり、少しづつですが、話しやすい空気になっていきます。

3

共通点をみつける

話の糸口を見つけることで、さらに話しやすい環境を整えることができます。世間話でも構いません、自治に関すること、食事の内容のこと、旅行先での出会いであれば旅先の観光地やお勧めの場所の話もしやすのではないでしょうか。こちらから、自身の情報を発信することで、相手の信頼を得ることができます。自身の情報を出すことなく話やすい環境づくりは、難しい上に続く会話を見つけることはほぼできません。自分自身の話をすることで話しやすい雰囲気を作りましょう。環境が整えば自然と表情筋もゆるみを見せ、和やかな雰囲気になります。

4

根気よく話をする

短時間で仲良く、続く会話をすることは難しいです。人見知りの人が会話を続けるために要する時間は、それぞれことなりますが根気よく話しかけることで必要時間を積み重ねていきましょう。また、言葉が少なくても話をさえぎることなく、言葉に耳を傾けることにより、その人のことを知ることができ、会話を続けることができます。

人見知りの人の話やすいペースを乱すことなく、言葉を引き出すことで少しづつではありますが、会話が続くようになります。

5

声の高さの調整

あまり大きな声で話しかけると萎縮させてしまい、心のシャッターを下ろされてしまいます。ですから、大きな声を出さず落ち着いた口調でできるだけ声を抑えて話して下さい。大きな声や物音が苦手な方は、日本人に多く見られ、中国や韓国の自己主張という名の声の大きく高い声にに言葉が出ないこともあります。何より不快に感じることがあるのです。不快な気持ちにさせる声の高さがあることを心得ておく必要があります。

電話でも元気よく対応しようと「高すぎる声」で話す方がおられますが、人見知りでなくても明らかに不快だと感じることがあります。自身の声が高いと感じることがあれば、半トーン下げる気持ちで話すとよいかもしれません。耳障りの良い声のトーンで話すことで言葉数を増やすことができます。

6

1分間に350語以下のスピードで

1分間に350語以下の言葉のスピードで話すことにより、聞き取りやすい話し方になります。聞き取りずらければ、続けにくい会話も、聞き取りやすければ答えやすくなります。たくさんの情報を伝えようとせず、聞き取りやすいスピードで確実に返事をもらうようにすることで会話が続き、人見知りだと思っている方のことをよりすることができます。

こちらも電話対応時も同じとこがいえます。早口で用件だけ伝えて、すっきりするのは自分だけで、全く伝わっていなかったことや、聞き取れていないことがあります。聞き取りやすいスピードで話す以外には、相手の会話のテンポに合わせてスピードを調整することで次の言葉を引き出すこともできます。

また、相手が早口で聞き取れない場合は自分のペースい合わせてもらえるようにいつもよりゆっくりしたスピードで応答してください。そうすることで、相手に多少ストレスはかかりますが、こちらのペースに合わせてくれるようになります。

7

距離を保つ

距離とは、身体と身体の距離の事です。人見知りの人は特に、「距離」に敏感です。突然見知らぬ人が、身体と身体の距離が30cm未満だった場合、近すぎると話すこと目を合わせることを諦めてしまいがちです。防衛距離というものがあり、片手を延ばした程度がその人の距離だといわれています。

約1m程度~ということです。最低限この程度の距離を保ち話しかけることで、「防衛距離」を守ることができ、相手は安心するはずです。

8

最後に

初対面の人とフレンドリーに話し始めることは、ほぼありません。お互い緊張の中で会話の距離を詰めていくのです。

会話の距離を縮める「時間」に違いが、人見知りか、少し人見知りか、そうではないかになるのです。初対面の人で話し始めてすぐ、「私、人見知りなんです」と伝えてくる方がいます。伝えられた方としては、「そうですか」と距離を取られてしまったと感じるのです。

何より先に、「人見知り」を告知できるであれば、それほど人見知りではないのではないかと思います。話を進める中で、会話の進みが悪く相手の苛立ちや不安感を感じた時点で、「実は、私人見知りなんです。」と伝えることで相手が、納得し「人見知り」なのに話に耳を傾けてくれたことに感謝するかもしれません。そこからは、相手も距離を保ち、あなたのペースに合わせて話してくれるかも知れまん。

始めに「人見知り」と言われてしまうと、相手は「自身に興味がないのだな」と先制パンチを食らったようなものです。先制パンチをくらったからといって、会話をすること距離を保つことを忘れずに、根気よく会話の糸口を見出してください。

人見知りの方も「人見知り」に胡坐をことなく、打ち解ける努力をしてくれる方も多くいらっしゃいます。お互い心地の良い距離を保ち楽しい時間を過ごしてくださいね。

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