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お葬式のマナーの基本、香典の金額

投稿者 Rina H.. 更新された: 16 1月 2017
お葬式のマナーの基本、香典の金額

お葬式のマナーの基本知識香典の金額など、いざというときのために知っておきたいこと、知らなければいけないことあります。

今さら聞きにくいという人もいるはずです。慶弔には、日本独特のマナーがあり、それは地域ごとに少しずつ、違っています。個人を悼むという点では、地域に差はありませんので個人を悼む気持ちこそが最低限のマナーだと考えます。今回Hohoron.comではお葬式のマナーの基本、香典の金額について紹介します。

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お葬式の服装 男性編

お通夜は、ダークグレーOK

男性であれば、グレーの就活で使用したスーツでも参列することは構いませんが、ネクタイは黒をする必要があります。漆黒といわれる黒のネクタイです。ラメ入りや金糸、銀糸で模様の入ったネクタイは、弔事では使用することができません。黒だからと言って、金糸、銀糸の入ったネクタイはNGです。

また、足元は個人に敬意を払い黒色の革靴を履きます。金具がついているものもあるでしょう。その際は、シルバーであれば場の雰囲気を壊すことはありませんが、きらきらと光り輝く金具がついている場合、弔事には好ましくありません。就活の際、靴を選ぶときは慶弔どちらでも使えるものを選んでおくと、新入社員として働き始めて初めての葬儀の際慌てふためくこともありません。

ここでスーツの紺色、葬儀の際はどうなのかと疑問が聞こえてきますが、本葬ではNGとされています。グレーも紺色も黒ネクタイをすることで、お通夜までであれば許されるとされています。グレーや紺色、礼服以外の黒のスーツは、「準喪服」とも呼ばれています。本葬【告別式】には、第一礼装の礼服を着用することが、故人への敬意なのです。前のボタンは全てしめておくという事も礼装としては大切なマナーです。

そして、参列の際、避けなければならないことは3ピースのスーツ(三つ揃え)を着用することです。第一礼装である施主が、2ピースであることが多く参列する側が3ピースであることは、敬意を払っているとは見られないのです。また、3ピースの第一礼装を持っている方は少ないのではないでしょうか。お年を召され、第一礼装の3ピースをお持ちであれば着用することも失礼にはあたりません。けれど、準礼装の3ピースは「敬意」を払っているとは言えませんので、避けるべきとものとされています。

スーツであればフォーマルなのではないか?と疑問に思うことがあるかと思います。正装であることに変わりありません。礼服にもいろいろあります。

  • 燕尾服

正礼服です。結婚式や披露宴で着用されています。(新郎や親が特に)

  • モーニングコート

サスペンダーを使い着用します。昼間の礼服としては格式が高い礼服です。

  • タキシード

「準礼服」夜の「礼服」とされていましたが、現在は昼間の着用もOKとされています。

  • ブラックスーツ

一般的な礼服です。「略礼服」と呼ばれており、慶弔時よく見られる黒色のスーツはこれに当たります。

また、ブラックスーツと普通の黒いスーツの差は、色です。ブラックスーツは、漆黒というほど深い黒、普通の黒いスーツは、浅い黒といった感じです。漆黒のブラックスーツは、上下合わせて購入しなければ上下別の黒になってしまいます。一番生地の違いや色の違いが目立つのは「ブラックスーツ」です。礼服の黒と言えば、「ブラックスーツ」ですが、フォーマルスーツの黒と言えば「バラックスーツ・普通の黒スーツ」両方が当てはまります。

お葬式の服装 女性編

女性もお通夜であればダークグレーであれば着用OKです。

ただし、ストッキングは「黒」である必要があります。肌色を着用する人もいますが、弔事ですので、個人に対す失礼のないようにしなければなりません。

また、喪服を持ち合わせておらず、また用意するほどでもないという方もいるかと思います。その方は、お手持ちの黒スーツやリクルートスーツを着用すると思います。その際、注意してほしいことは、スーツの下に着るシャツです。真っ白を着用されている方を目にする機会が多くありましたが、こちらもお通夜であればOKな服装でも、告別式となるとNGです。男性と違い女性は、ネクタイをしませんので、スーツの下も黒色にすることが故人やご家族への敬意とされています。スーツ着用時もストッキングは黒が基本です。

足元は、黒色のパンプスを履きましょう。

女性はバックも持っているはずです。もちろんバックも黒であることが望ましのです。どうしてもない場合は、黒色のできるだけ小ぶりなバックをもっていきましょう。

女性はアクセサリーもつけると思います。基本的にアクセサリーは、パールですが、オニキスなども準礼装時は、OKとされています。ただし、ネックレスやブレスレットなどを2重にしてつけていることとは、不幸が重なるとして不吉なこととされています。ロングのパールネックレスでも2重で着用してはいけません。

香典の額

香典の額はお付き合いの度合いによって異なります。

  • 会社関係の場合、一般職員は、3000円程度
  • 部長など高い役職についている場合は、5000円~
  • 友人のご両親どちらかがなくなった場合、5000円~10000円
  • 友人がなくなった場合、3000円~10000円
  • 祖父母が亡くなった場合、10000円~30000円
  • 両親が亡くなった場合、家族以外で別に世帯を持っている場合、30000円~100000円

会社や組合の取り決めで、一律2000円というところもあるようですので、確認が必要かもしれません。

香典の入れ方

香典袋は、薄墨で氏名を記入します。

印刷の場合も、印刷の色を薄くする灰色にするなど工夫が必要です。ゴム印の場合、グレーのスタンプ台が市販されています。そちらを使用しましょう。

自筆の場合、やはり薄墨で「わかりやすく」「楷書体」で記入しましょう。達筆すぎると後々のご挨拶の際、施主様が頭を抱えてしまいます。わかりやすく記入してあげることもマナーです。

香典は、お札の顔の部分を後ろ向きに入れることがマナーとされています。心遣いとして、お札が見えやすいように少しずらすことで中身が確認しやすいだけでなく、不幸が重ならないという意味も込められています。

また、新札を葬儀の場で香典に使用することが、不幸がついて回るという意味があり「不吉」とされていますので、新札の場合、折り目を付けてから香典袋に入れましょう。

香典を出す際は

この度は、お悔やみ申し上げます」と名前が受付の方を向くように両手を添えてお渡しします。袱紗に包んである場合は、自身の前で相手に名前が見えるよう持ち直してからお渡ししましょう。引換券やお香典返しを頂く際も片手ではなく、両手で受け取りましょう。

また、香典袋に前もって「氏名」を記入したり、捺印しておくことは「不幸を招く」として不吉なこと、とされてます。香典袋の予備は準備しても、氏名を書くことは辞めましょう。

御霊前と御仏前(御弗前)

香典袋には種類があります。ご霊前御仏前です。

一般的には、四十九日法要までが、「ご霊前」、それ以降の法要は、「御仏前」とされています。四十九日は、極楽浄土への旅を終える日とされ忌明(いみあけ)と呼ばれます。僧侶のお説法によると、これからは故人を悼むのではなく本来あるべき生活に戻れるようにしましょうという節目の日でもあります。この節目以降の一周忌などからは、「御仏前」の香典袋を使用します。

また、コンビニエンスストアなどで立派な厚紙でできた、白黒の水引のついた香典袋は、金額が高額な時に使用します。一般的には、印刷された水引があるもを使うようにしましょう。この香典用の袋にこだわる習慣も日本特有のもので水引の形に意味があります。弔事では、下向きの水引を、慶事では華やかで上向きの水引を使用しています。

最後に

葬儀のマナーの基本中の基本をご紹介しました。

とりわけルーズになってきていると感じているのは、礼服のあり方です。礼服とは日本特有のものであり、ブラックスーツを持っていれば「慶弔」どちらもOKという「常識」は日本内での常識です。世界では、「弔事用」「慶所用」と別れた礼服があるのです。

ブラックスーツ、喪服を持ちわせていない社会人の多さに驚いています。初任給で、ブラックスーツ、女性なら喪服を購入しなさいと親に言われていたあの頃が懐かしいです。私は、親の助言もあり礼装で「恥」や「失礼」をせずに済みました。助言をくれ、導いてくれた両親には感謝しています。20代前半であれば許された、黒色のスーツも30代40代と年齢を重ねるごとに、周囲の見る目は変わってきます。若いから許されていたスーツも年齢と共に変化し行きます。30代でブラックスーツを持ち合わせていないと「非常識な人」というレッテルが張られます。20代で許された「若いから」は30代では通用しないのです。礼装も年齢と共に変わっていくものなのです。

女性についても、20代は膝丈だった喪服も年齢を重ねることで少しずつ長くなります。自身の変化とともに年相応の着こなしが求められるもの日本独自の「礼装」のマナーといえます。

恥をかくことよりも「失礼」を続けてしまうことで、人が離れていかないよう注意が必要な場面でもあるのが葬儀です。本質が見えるといわれる葬儀マナーですので、覚えておいて失礼はないことだと考えます。

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