赤ちゃんと眠り

赤ちゃんが眠らない原因のまとめとチェックリスト

 
Kollama Yujiro
投稿者 Kollama Yujiro. 更新された: 16 1月 2017
赤ちゃんが眠らない原因のまとめとチェックリスト

「どうして眠ってくれないの。」赤ちゃんが泣き止まなくて苦労しているママは多いと思います。疲労がたまってくると、とてもつらいですよね。ただ、赤ちゃんも苦しかったり、ツラかったりと、必ず原因があって泣いているのです。ですから、赤ちゃんが眠らない原因を見つける必要があります。そのためには、赤ちゃんをよく観察したり、触ったりして、可能性の高いものから少しずつ原因を絞っていけばいいのです。そこで、赤ちゃんが眠らない原因をまとめてみました。

目次

  1. 新生児から生後3か月
  2. ミルクが足りていない
  3. 体調が悪い
  4. 眠るために必要な環境が整っていない
  5. 生活のリズムが定まっていない
  6. 刺激が多すぎて眠りたくても眠れない
  7. 生後5~6ヶ月
  8. 成長期
  9. 離乳食が始まる
  10. 歯ぐずり
  11. 刺激や運動が不足している
  12. 寝ぐずりが始まる
  13. まとめ
  14. 赤ちゃんが眠らない原因チェックリスト
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新生児から生後3か月

新生児は眠りが浅いため、ちょっとした刺激で目覚めやすく、快・不快が感情の大部分を占めているという特徴があります。まずは、赤ちゃんに不快と思わせる原因を取り除きましょう。考えられる原因は5つ。

ミルクが足りていない

まずはミルクの量が足りているか、体重をはかったりしてきちんと成長しているか調べましょう。とりあえず泣いたら授乳することを習慣にしないように。ちょこちょこ飲みをする赤ちゃんは生後3か月を過ぎても短時間で泣いてミルクを欲しがります。

体調が悪い

ゲップが出ない、便秘、あせもといった対処法がわかりやすいものと、汗が出ている、熱がある、など対処法がわかりにくいものがあります。どれも当てはまらない、もしくは当てはまるものが2つ以上ある場合、病気にかかった可能性も視野に入れましょう。

眠るために必要な環境が整っていない

赤ちゃんの様子を見ながら室温・湿度を調節しましょう。できれば部屋の明るさにも気を配ってあげましょう。暗すぎると不安になる赤ちゃんもいるので、明るさを調節するなどの工夫が必要です。

生活のリズムが定まっていない

新生児から生後3か月ごろの赤ちゃんは昼夜の区別がつかず、お腹が空くと2~3時間ごとに目を覚まして泣きます。そして授乳後、お腹がいっぱいになり、また眠る、これを繰り返しています。なお、まだ体内時計は出来上がっていませんが、準備は必要です。朝は7時ごろから明るくする、夕方早めにお風呂を済ませる、夜更かしさせないなど。

これを守ると生後3~4ヶ月くらいには、体内時計がほぼ出来上がります。そのため、だんだん昼夜の区別がつくようになり、生活のリズムが定まってきます。

刺激が多すぎて眠りたくても眠れない

赤ちゃんは起きているとき、外からの刺激を五感で受け続けています。そして、受け取った情報を脳内に取り込んで、整理しているのですが、赤ちゃんにとって結構疲れる作業なのだそうです。ちなみに、赤ちゃんの活動限界は2時間までといわれています。また、赤ちゃんは、基本的に自分で眠ることが苦手なため、疲れても眠るどころか興奮して泣いてしまい、さらに眠れなくなって激しく泣き出してしまうということがあります。

生後5~6ヶ月

今まで静かに眠っていたのに、生後5~6ヶ月になって急に2、3時間おきの睡眠に逆戻りすることがあります。考えられる原因は5つ。

成長期

4か月を過ぎると、必要なミルクの量も増えてくるので母乳やミルクを欲しがります。

離乳食が始まる

ミルクから離乳食に変わるのですが、離乳食は赤ちゃんのお腹に負担がかかるため一時的に便秘になります。便秘がひどいようなら離乳食の進め方を見極める必要があります。もちろん水分補給も忘れずに。

歯ぐずり

生まれて初めて歯が生えてくる頃。歯が生える時は、痛みやかゆみを感じたり、歯茎から出血したりするので、不快を訴えて泣く子が多いです。

刺激や運動が不足している

好奇心旺盛で、体力も付いてきている頃。新生児期と同じように家の中で静かに過ごしてしまうと、赤ちゃんの好奇心や探求心を満たすことができなかったり、運動不足になったりで、欲求不満になってしまします。

寝ぐずりが始まる

原因は不明。でも、夜眠らないからといって昼寝をさせないと、2時間以上外界からの刺激を受け続けることになり、疲れたまま興奮して泣いてしまい、さらに眠れなくなって激しく泣いてしまいます。また、適度なお昼寝があったほうが、お昼寝なしより長時間眠る傾向があるというデータもあります。

まとめ

生後6~7ヶ月になると薄味のものを嫌がって食べないせいで、夜お腹が空いて泣きだしたり、生後7~8ヶ月になると夜寝ないで遊んだりと、パパもママも安眠できるまで、しばらくかかりそうです。ですがこのころの赤ちゃんは泣くことしかできません。赤ちゃんが夜眠れない場合、できる限り早く原因を見つけて、きちんと対処してあげてくださいね。

赤ちゃんが眠らない原因チェックリスト

新生児から生後3ヶ月くらいまで

  • おむつが濡れている
  • ミルクが足りない
  • ゲップをさせていない
  • お腹がガスで膨らんでいる
  • 便秘をしている
  • あせもがある
  • 熱がある
  • 汗をかいている
  • 暑いまたは寒い
  • 部屋が明るすぎる、または暗すぎる
  • 生後3か月たつのに、新生児のころと同じ昼夜問わず授乳して寝かせている
  • 朝7時になっても部屋を明るくしていない
  • お風呂に入れる時間が遅い
  • 夜更かしさせている(赤ちゃんを明るいところに夜中までねかせておくなど)

生後5~6ヵ月くらいから2~3時間おきの睡眠に戻った場合

  • 成長期のためお腹が空く
  • 離乳食が赤ちゃんのお腹に負担をかける
  • 水分補給が足りない
  • 歯が生えてきた
  • 家で静かに過ごす日が多い
  • 昼寝をさせないようにしている

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