認印

認印と実印の使い分け方

 
福山真子
投稿者 福山真子. 更新された: 16 1月 2017
認印と実印の使い分け方

あなたは、自分のハンコをいくつ持っていますか。それは、認め印ですか。それとも、実印ですか。認め印って何?実印って何?社会へ出ると、認め印と実印、名前はよく耳にするけど、実際、違いってあるの?あるとするなら、どんな違いがあるの?と疑問に思ったことは、ございませんか。それに、どうやって使い分けたらいいの? とか、両方、持っている必要があるの?それとも、どちらか持っていれば、十分なの?とか、家族と印鑑は共有していいの?などなど、そういう疑問もあるでしょう。

しかしながら、そんなこと常識と思われたら恥ずかしいから、なかなか人に聞けなかったりしますよね。そんなあなた、もうご心配いりません。Hohoron.comの記事を読んだら、あなたのその疑問も、もう吹っ飛ぶでしょう。この記事を読み終えるであろう5分後には、あなたは、認め印と実印の使い分け方を理解していますよ。さあ、興味があったら、こちらの記事を読み進めてみてください。

目次

  1. 実印
  2. 認め印
  3. まとめ

実印

ここではまず、実印についてご説明しましょう。実印とは、簡単に申し上げますと、市役所や区役所などで登録した公的な印鑑のことです。お手持ちの印鑑を、市役所や区役所に持って行って登録したのなら、それが実印ということになります。これは、例えば、家やマンション、車など大きな買い物をする時に使う印鑑で、市役所や区役所では、これを使って印鑑証明も出してくれますから、これは非常に重要な印鑑と言えるでしょう。この実印を登録するには、以下のような条件があります。多少、自治体などのよっては、異なりますので、登録する前に、あなたの自治体、地域の条件などを必ずご確認ください。

  • シャチハタは使えません。
  • ゴムやプラスチックも駄目です。
  • 印鑑が8ミリ以上で25ミリ以下のものにしないといけません。
  • 他人が今まで使用していないものにしないといけません。
  • 印鑑が欠けていたり、傷んでいるものを使うことはできません。

自治体や市役所、区役所によっては不可の場合もありますが、一応、100円ショップで売っている印鑑でも登録できる場合があります。しかしながら、実印は公的な印鑑で、とっても大切ですから、慎重に、厳重に取り扱わないといけません。また実印詐欺にあわないように、置き場所などの管理にも慎重になる必要があります。これを失くしてしまうと、再発行したり、手続きが大変やっかいなことになりますから、子供の手が届かない所、他人から見てすぐわからないような場所において、大切に保管しておきましょう。絶対に、盗まれないように、くれぐれも注意してください。

認め印

では次に、認め印について、見てみましょう。まず認め印とは何でしょうか。簡単に言ってしまえば、実印以外の印鑑のことです。例えば、郵便物の受け取りには、実印を使う必要はございません。認め印で十分です。実印は、とても大切なものですから、大切なシチュエーションでだけ、使いましょう。また履歴書に押す印鑑も、認め印でいいでしょう。実印である必要は、全然ございません。それから、仕事で何か印鑑を押す時も、認め印を使います。これでお分かりになったように、認め印は、実印とは違って非常に使う機会が多いのです。ですから、人によっては、認め印を3つも4つも、または仕事用といえ用などと、複数持っている人もたくさんいます。あなたは、いくつ認め印をお持ちですか。それに、認め印なら、朱肉をいちいち使わなくてもいいので、シャチハタでも十分です。もっと、例をあげてみましょう。例えば、今日はハンコを持っていく日だったのに、家を出てから、「ハンコを持っていくのを忘れた!」と気が付けば、あわてて100円ショップで買ってもいいわけです。印鑑社会の日本では、このようにハンコはあらゆる場面で、いつでも使うので、成人した大人なら、複数持っておきたいですよね。最近では、認め印なら手軽に100円で買えてしまうので、100円なら失くしても何とも思わないし、また新たに購入しやすいでしょう。

認め印という、その名の通り、「私は確かにこのことを認めましたよ!」という意味では、実印と効力はそんなには変わらないのですが、ただこの認め印では、マンション、家、車など大きな買い物はできないですし、また実印なら発行できる印鑑証明というのも、もちろん認め印では発行できません。その点をよく頭に入れておいてください。

まとめ

以上のように、認め印と実印の使い分け方をシンプルに、なおかつクリアに説明してきましたが、いかがだったでしょうか。五分前までは、あなたは、その違い、その使い分け方を知らなかったんですが、今はどうでしょう。人に説明できるほどになったのではないでしょうか。これは、社会人として知っておきたいことなので、是非忘れないで、このことを覚えておいてほしいと思います。また、周りにその違いが分からない、先輩、後輩がいたら、こちらのリンクをおすすめするか、あなたが、優しく説明してあげてください。

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