食事の誘いを上手に断わる方法
誰でも人からの誘いって断りにくいものですよね。だから、ついOKしてしまうなんて人も多いのではないでしょうか?
でも、食事は私たちにとって、とても大事ですよね。
”たかが食事されど食事” 誰と何処でどの様な状況で食事を楽しむか、なんでも無い事のようであって、とても重要だったりします。
その為、気乗りしない食事の誘いは上手に断れる様にしておきましょう。
従う手順:
相手の立場にたって断る
誘ってくれたって事は、少なからずとも好意も持ってくれている証拠。そんな相手に自分の都合だけで大人げない対応をとるのは社会人として恥ずかしいですよね。
感謝の気持ちを伝える
「誘ってくださって、ありがとうございます」といった様な感謝の表現を相手に伝えましょう。感謝され嫌な思いをする人はいません。
残念な気持ちを伝える
「行きたいのですが、先約があって」残念な思いをちょっと伝えるだけで、相手の受け取る印象も変わってきます。
きちんとした理由を伝える
「その日は、ちょっと、、」「行きたいんですけど、、、」では、相手は戸惑ってしまいますよね。ちゃんとした口実を相手に伝えましょう。
「その日は仕事があって行けません」「行きたいんですけど、今はダイエット中なので行けません」といった様な。
すぐに断らない
次に出てくる問題が、断った後にすぐ、他の場所や日程を提案されるといったところではないでしょうか。こんな時は「予定を確認してみますね」などと言ってすぐに断らないようにしましょう。
とは言え、本当に一緒に食事したくない相手からだと、つい即答してしまいがちなんですよね。でも、ここは気持ちを落ち着けて乗り切りましょう。最初に上手く断わった事が台無しになってしまわないように!
代案を伝える
たまたま、その日は都合が悪かった。行く気分じゃあなかった。ってこともありますよね。そんな時は「来週は、どうですか?」なんて言葉を付け加えましょう。
ただ、絶対に一緒に食事をしたくない相手には使わない様に!断わっただけじゃ後味が悪いからと心にもない発言をするのはやめましょう。
それぞれの口実
「断わる」ひとつにも様々ですよね。誰に断わるのか、どういった状況なのかによって変わってきますよね。一番いいのは、嘘をつかず正直に伝えることですが、嘘も方便って言葉もある様に、相手を思っての嘘は円滑な人間関係を持続させるためには、たまには必要だっだりします。
上司からの誘い
・先約がある
「今日、どう一杯?」なんて突然の誘いには、とりあえずこの口実で。急な事なので予定が入っていてもおかしくありません。
でも、何時も同じパターンは使えないので
・体調が悪い
・荷物が届くので家に居る必要がある
・両親が今来ている
など幾つか用意しておきましょう。
とはいっても、これらは一時的その場限りの口実です。もし、絶対に上司との食事には行きたくないって人は
・習い事に通っている
・両親の看病をしている
・ダイエット中である
・アルコールは飲めない
などといった理由を持っておくのもひとつの手かもしれません。ただこの場合、真実でなければ長い間、相手に嘘を突き通さなければいけないため、墓穴をほってしまうこともあります。得策とはいえませんよね。一度くらいは、上司の誘いにのってみましょう。案外、楽しかったりしますよ。
異性からの誘い
相手との関係性、親密度にもよりますが、とにかく困るのは好きでも嫌いでもない相手からの誘いですよね。また、相手がどんな気持ちで誘ってきたのかによっても対応が違ってくるのではないでしょうか。
どりあえず簡単に断れる口実として、
・仕事が忙しい
・他に予定がある
・調子がよくない
といったところでしょうか。また、断ったあとの相手の様子で、あなたへの想いも計れますよね。
もし、あなたがその気が無いのならこれらの理由を繰り返すだけで、大体の人はあなたの気持ちを悟って誘わなくなるでしょう。でも、これだけでは相手に良い印象は与えないですよね。もし、あなたに少しでも相手を想う気持ちがあるのなら他の日を提案してみましょう。
また逆に、あなたに気は無いのに相手がしつこく誘ってくる場合は、
・他人を誘う(二人では会いたくない感をだす)
・好き人がいると伝える
などして、遠回しにその気がないことを伝えるか、はっきり「行けない」といい、相手に諦めてもらいましょう。想いを明確に表すことは、相手に少なからずともダメージを与えてしまうことですが、長引かせるよりはいいですよね。早いうちは相手の傷も浅くてすむはずです。
友達からの誘い
どんなに仲の良い友達からであっても、行きたくない時ってあるんですよね。
本当に気心のしれた友人なら分かってくれるはずです。それが友人、友達ですから。
「ごめん、今日は行く気分じゃない」と伝えましょう。
でも、友達になったばかりの相手だとちょっと事情が違いますよね。たまたまその日は行く気分じゃないだけでも、断られたら、断ったら、仲良くなりたくないのかな?なんて変な詮索をしてしまいがちです。ですので、断る理由は
・仕事が忙しい
・先約がある
・体調が悪い
なんでもいいですが、「来週末なら大丈夫なんだけど、どう?」となるべく日付を指定するか近い日で、あなたの方から逆に誘ってみましょう。でも、「今回は無理だけど、また今度いきましょう」といった「また」や「いつか」といった言葉は現実感が無く社交辞令と捉えられる可能性が高いです。相手との距離を取りたい時には有効かも知れません。
おわりに
でも、実際にその場になると上手く言葉が出てこない時ってありますよね。ですので、断る時には、表情も大切にしてみましょう。誘ってもらった感謝の気持ちを伝える時は笑顔で、断りの口実を伝える時は残念さをといった様に。少しずつ試して見てくださいね。
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