ある日、家に帰ると不在連絡票が玄関に落ちていた、なんてこと結構ありますよね。これがヤマト運輸さんや佐川急便さんだと、ドライバーさんの携帯番号が書いてあるのでそのまま話せば再配達してくれますよね。でも郵便局の場合は、再配達専用の電話番号にかけないといけなかったり、音声案内の説明が長くて少しイラッとしてしまったり、で少し不便だなあと思っていました。実際、自宅近くの郵便局で「なんで、他社のようにドライバーと直接連絡取れないんだ!」と郵便局員にかみつくお客様を見たことがあります。結構怖かったデス。
しかし、さすがは老舗&大手の郵便局。インターネットで再配達の申し込みができるのです。方法はこれからわかりやすく解説しますね。
まずは「郵便局等ご不在連絡票」を手元に置き、下記のサイトへアクセスしてください。
<URL>https://trackings.post.japanpost.jp/delivery/deli/
下図のようなサイトがあらわれます。
まず申し込みの流れについて。
配達の申し込み受付→配達先の情報入力→入力内容の確認→申し込み受付終了
この順番で流れはつかめたと思います。それではもう少し細かく見てみましょう。
●配達の申し込み受付
郵便番号を入力します。ハイフンは入れないでください。
「追跡番号(お問い合わせ番号)」または「お知らせ番号」のどちらか一方を入力します。
「郵便物等のお預かりのお知らせ」が届いた日を選択します。
「郵便物等の種類」を選択します。追跡番号を入力したのなら上の段から一つ、お知らせ番号を入力したのなら下の段から一つ、当てはまる郵便物の種類を選びます。
・追跡番号(上の段)を入力したなら郵便物の種類は次のものが対象です。
【郵便物】書留(現金)、書留(一般)、簡易・記録、特別送達、配達証明、レターパック、上記以外
【ゆうパック】生もの、保冷(チルド・冷凍)、代金引換・コレクト、着払、上記以外
【国際郵便物】書留・保険付、税付国際通常、上記以外(国際通常)、国際小包・EMS、税付国際小包、上記以外(国際小包)
【その他】不明(記入なし)
・お知らせ番号(下の段)を入力したなら郵便物の種類は次のものが対象です。
【郵便物】定型外・ゆうメール
【国際郵便物】書留・保険付、税付国際通常、上記以外(国際通常)、国際小包・EMS、税付国際小包、上記以外(国際小包)、不明(記入無し)
●配達先の情報入力
「希望の配達先」を下記の中から選択します。
ご自宅等
家にいる時間が長い日を選んで配達してもらえば、時間内に再配達してくれます。
ご近所様に配達
これには条件があります。郵便物の送り先と同じ地域である必要があります。
勤務先に配達
週5日以上フルタイムで働いてる方向けです。「ゆうびんID」(※1)に登録しておけば必ず受け取れます。ただし本人の勤め先のみの配達になります。また、生もののゆうパックやチルド・冷凍は配達できません。
配送を担当している郵便局の窓口でお受け取り
自宅を選ぶと2時間以上自宅から出ることが出来ません。このように時間に縛られたくない方向けです。好きなときに受け取れます。
他の郵便局の窓口でお受け取り
勤務先や通勤の際、近くを通るならここを「ゆうびんID」に登録することをおすすめします。また生もののゆうパックは扱っていません。チルド・冷凍のゆうパックについては転送できない郵便局(※2)があるのであらかじめ確認してください。
配達先の詳細を入力する
a)ご自宅を選択した場合
配達先の詳細入力画面で配達の日にち・時間帯を選び、【必須】日中のの連絡先、【任意】名前、メールアドレス、連絡事項を入力します。配達先の情報入力の最初の画面に戻ります。
b)ご近所様に配達、勤務先に配達を選択した場合
転送先の情報
【必須】郵便番号、転送先の住所、自分の名前、日中の連絡先(電話番号)
【任意】事業所、連絡事項
受取人の情報
【必須】日中の連絡先(電話番号)
【任意】内線番号、本人の名前、メールアドレス
c)配達を担当している郵便局の窓口でお受け取りを選択した場合
【必須】来局希望日、日中の連絡先(電話番号)
【任意】名前、内線番号、メールアドレス、連絡事項
d)他の郵便局の窓口でお受け取りを選択した場合
受け取りたい郵便局を郵便局名、郵便番号、駅名・路線図、住所、地図から検索します。
受取人の情報
【必須】受取人の日中の連絡先(電話番号)
【任意】内線番号、本人の名前、メールアドレス
確認画面で表示される内容に誤りがなければ「登録する」ボタンを押す
※受付番号は必ず控えておきましょう。また、再配達が2件以上来ていたら「続けて登録を行う」ボタンを押します。そしてまた、ご希望の配達先から入力していきます。
郵便物の再配達の申し込みをネットでするには、配達の申し込み受付→配達先の情報入力→入力内容の確認→申し込み受付終了の流れで行います。
ゆうびんポータルを利用して、一人暮らしや職場にいる時間がほとんどの方なら転送先を職場にしたリ、通勤途中に必ず寄れる郵便局を選ぶなど工夫したリすれば、とても便利で楽な配達サービスにになります。
ただし、転送できないもの(生もののゆうパック、冷凍・チルドのゆうパック)もあるので、その場合は、自宅へ再配達してもらうか、ご近所様に荷物の受け取りをお願いするかしましょう。
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