生後4ヶ月の赤ちゃんの理想的な睡眠時間と時間帯

生後4ヶ月の赤ちゃんの理想的な睡眠時間と時間帯

生後4ヶ月の赤ちゃんってどんな様子でしょうか?この頃の赤ちゃんは、産まれたばかりの新生児頃とは違い、まとまった時間寝てくれるようになったり、表情が豊かになったりするので、より我が子が可愛く思えてくる時期です。授乳間隔もあいてきて頻回授乳も少なくなってきたことで、お母さんとしても少し体がラクになってくるかもしれませんね。

とはいっても、個人差がありますので、気長に赤ちゃんのペースを見守ってあげることが大切です。今回は、4ヶ月の赤ちゃんの睡眠について詳しくみていきたいと思います。

適切な睡眠時間とは?

4ヶ月の赤ちゃんに必要な睡眠時間は、大体13時間~15時間程度でしょう。夜は10時間以上しっかりと、昼間のお昼寝は2~3時間程度がおすすめです。4ヶ月頃になると、夜は6時間以上まとまって寝てくれる子も出てくるので、そうなるとお母さんの体が休まり、グッとラクになりますね。ついこの間まで、1時間置きに起きていたのが何故か懐かしくなり、数ヶ月でのわが子の成長にしみじみと感慨深く感じるかもしれません。夜しっかりと寝て、朝の早起きしてもらうリズムを作るためには、赤ちゃんの睡眠リズムを整えてあげることが大切です。

1日のリズムを整える重要性と、整える方法

赤ちゃんにとって、良質な睡眠は、非常に大切です。十分な睡眠が取れてないと、体の発達だけでなく、精神的に不安定になったり、後々言葉や言語にも影響を与えてしまうということも言われています。ですので、きちんと眠れる時間を取ってあげることが何よりも大事なのです。

では、どのようにして、睡眠リズムを整えていくのでしょうか?それには、まずお母さんのリズムを整えるところからスタートします。そして、以下の方法で一日のリズムを赤ちゃんに覚えてもらいます。

【リズムを整える方法】

・昼間の晴れた温かい日には、日光浴を。

⇒大人もそうですが、外出したり、外でしっかり遊んだ日の夜はぐっすり眠ることができますよね?

・早起きをする。

⇒赤ちゃんの早寝早起きも、健康の第一歩です。

・離乳食を始めたら、時間を決めて与える。(これは5ヶ月以降にあてはまるでしょう)

⇒食事のリズムも睡眠リズムに影響します。

・お風呂に入る時間を一定にする。

⇒この時間にいつもお風呂に入るんだよ、と毎日伝えてあげる。

・刺激が強いテレビの音は夜は控える。

⇒赤ちゃんは、音などの刺激を、より敏感に感じます。

・睡眠の儀式をおこなう。

⇒まだ言葉が分からなくても、赤ちゃんに「これから寝るよ~」と背中をポンポンしながら寝かし付けたり、決まった子守唄を歌うなど、寝るときも「いつもと同じこと」を繰り返すのがポイントです。

もちろんこれをしたらすぐリズムができるわけではありませんが、根気強く続けていくことが、後々赤ちゃんのためになります。

いつお昼寝させるべき?

4ヶ月の赤ちゃんは、午前(10時くらい~)と午後(13時くらい~)の2回お昼が必要でしょう。時間はあくまでも目安で、個人差や日によって差がありますが、午前は1時間程度、午後は2時間程度休ませてあげましょう。また、午後のお昼寝については、時間帯に注意しましょう。あまり夕方にさしかかる時間に寝てしまうと、夜の入眠時間が遅くなるので、できれば3時くらいまでにお昼寝は済ませておくと良いでしょう。

4ヶ月の赤ちゃんについて

4ヶ月の赤ちゃんはこんな傾向が見られます。

・首が据わってくる時期。

⇒まだ不安定な時期なので、しっかり見守ることが大切です。

・泣き方に違いがみえてくる。

⇒不機嫌なとき、お腹がすいたとき、オムツを替えてほしいとき、眠いとき、それぞれ泣き方が少しずつ変わってきます。

・明らかに笑いかけてくれるようになる。

⇒赤ちゃんのとびっきりの笑顔で疲れも吹き飛んでしまいますね。

・ガラガラなどのおもちゃに手を伸ばして遊ぶようになる。

⇒音が出るもので、興味や好奇心を刺激してみましょう。

・周りのものを何でも口に入れて確かめるようになる。

⇒成長の証ですが、口に入れたら危険なものがないか常に見張っておきましょう。

・自分の手を不思議そうに眺めたり、手で遊んだりする。

⇒まだどういう動作をすればどうなるかつながらないので、不思議でしょうがないのでしょう。

・夕方の時間帯に黄昏泣きをするようになる。

⇒理由もなく泣いている我が子に、困っている人も少なからずいるでしょう。いずれおさまるものなので、気長に待ちましょう。

・お母さんからの免疫が切れて、風邪をもらってきやすくなる。

⇒初めての風邪は心配ですね。小さいうちは、早めに医療機関を受診しましょう。

・おしゃぶりや指しゃぶりが習慣になりやすくなる。

⇒口寂しいとおしゃぶりがはじまると言われています。

おわりに

4ヶ月の赤ちゃんを持つお母さんだけでなく、赤ちゃんを持つお母さんは誰しも睡眠についての悩みを、大なり小なり持ったことがあるでしょう。「寝過ぎでどうしよう・・・」「全然寝なくてどうしよう・・・」と日々奮闘しているでしょう。ただ、赤ちゃんもロボットじゃないですから、眠りやすい日眠りが浅い日など様々です。また、風邪などの体調を崩すとリズムも崩れてしまいがちです。お母さんは、いろいろ気に病むことも多いですが、「これじゃなくちゃいけない!」と凝り固まることなく、「こんな日もあるんだなぁ。また明日から気長に頑張ろう」とノンビリ構えることが赤ちゃんにとって一番です。

お母さんやお父さんが元気なことが赤ちゃんにとっても幸せなのです!

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