教えて!ご祝儀の選び方と書き方の例

教えて!ご祝儀の選び方と書き方の例

みなさんはご祝儀袋を使ったことがありますか。大人になると使う機会も少しずつ出てくるでしょうか。でもいざ使うとなったら、どれを選んだらいいのか、そこに何を書いたらいいのか、迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。他にもいくら入れればいいの?どこで買えばいいの?などなど、ご祝儀袋について色々な疑問があることと思います。そこでこちらの記事では「ご祝儀の選び方と書き方の例」をテーマにわかりやすく、かつシンプルに説明してみました。ぜひ興味がある人はこの下を読み進めてみてください。今すぐご祝儀袋を使うことがなくても、きっと使うことが来ると思います。その時慌ててしまわないように、今読んで知っておくといいですよ。

画像:http://himatsubushi.info/?p=85308

場面によって

さてどんな時、ご祝儀袋を使うでしょうね。みなさんも一緒に考えてみてください。そう、そうです!それは結婚式や出産祝いなど何かお祝い事の時に渡しますよね。あなたももらったり、渡したことがあるでしょうか。みなさんもご存知の通り、中にはお金を入れて相手に気持ちを伝える習慣がありますね。場面によってご祝儀袋の選び方も変わってきます。また入れるお金も変わってきます。もちろん、お祝いごとによってご祝儀袋に書く言葉も変わってきますから、正しく理解しておきたいですよね。それではここからそれぞれの場面ごとに詳しく見ていきましょう。

1-2万円入れる場合

ご祝儀袋を選ぶ時、ポイントがあります。それは中に入れる金額を先に決めることです。そしてそれにあった袋を選ばなければいけません。つまり言いたいのは、中に入れる金額が少ないのに袋が豪華すぎたらそれは合っていないからダメなのです。その反対もあって、袋は質素なものを選び中に多額のお金が入っていたら、それもバランスが悪いのでダメです。こうすることで、袋を見たらある程度中身の金額が想像できてしまうのでそれはそれでどうなのかな?と思う人もいるかもしれませんが、やっぱり袋の豪華さと中のお金の金額はある程度合わせおくのがいいでしょう。これは常識ですから知っておきましょう。

こちらの写真をご覧ください。このようなシンプルなスタイルのご祝儀袋には1から2万円入れるのがふさわしいと言われています。この袋を選んだら1、2万円入れるようにしましょう。

画像:zexy.net

2-3万円入れる場合

2万円以上入れたい人の場合、先ほどの袋ではダメです。もう少し豪華な袋を選びましょう。例えばこちらの写真をご覧ください。先ほどのと比べてみると少し豪華になったのがわかりますね。これには2から3万円入れていいと思います。入れるんだったら切りのいい数字、20000か25000か30000円入れるのが普通でしょう。

画像:zexy.net

5万円以上入れる場合

あなたにとって大切な大切な人。そんな人にはもっとお金を包みたいですよね。5万円以上入れたい場合はこちらの写真のようなものを選んでくださいね。これぐらいになると水引に華やかな装飾が加わり、上質の和紙が使われるようになります。きれいなご祝儀袋ですね。もらった側も絶対嬉しくなるでしょう。これはめったにもらえるものではないですから、こんなリッチなご祝儀袋をもらったらとっておきたくなりますね。

画像:zexy.net

新札

ご祝儀袋の中にはもちろんお金を入れるわけですが、そのお金はやっぱり新札を準備して入れましょう。きれいなお金だったらもらった側はとても喜ぶはずです。銀行に行けば、新札を用意してくれるので事前に行って準備しておきましょう。ただし気をつけなければいけないことが1つあります。それはお葬式にお金を持っていく場合は新札ではダメだということです。でもどうしてでしょうか。みなさんも一緒に考えてみてください。それは、お葬式に新札を持っていくということは新札を前から準備していたということになりますね。それは一体どうして悪いのでしょうか。新札を準備していたということは、葬式を待っていたと捉えることもできるからなんです。なんて奥が深いんでしょうね。ですからお葬式には新札は持って行かず、だからって破けたお札はまた失礼ですが、普通のお札にするのがいいでしょう。この点、必ず覚えておいてください。

名前の書き方

ご祝儀袋にはもちろん名前を書きますね。その時、3人まで連名として名前を一緒に書くことができますよ。それ以上だと多いので、2人、2人に分けて袋を渡すとか相談するといいでしょう。連名の場合は右から年上の人から書いてください。各自が自分の名前を書くのではなく同じ人が3人分なり2人分の名前を一気に書きましょう。友人同士の場合で年齢が同じなら、右から50音順に書いていきます。

書く時は鉛筆とかボールペンはダメです。表書きは濃い墨を使い、楷書ではっきりと書きましょう。筆ペンや黒のフエルトペンを使ってもいいですが、万年筆やボールペンはたとえ黒であっても避けましょう。この時、字がうまい友達や家族がいたら頼むといいですね。やっぱり名前はきれいに丁寧に書きたいものですよね。

寿の書き方

ご祝儀袋の表書きは「寿」または「壽」とあらかじめ印刷されているものが一般的です。書きたくない人はあらかじめ印刷されたものを買うのがいいでしょう。でも白紙のを買って自分で書くことも出来ますよ。字に自信がある人は自分で書いてもいいですよ。「寿」の代わりに「御結婚御祝」「祝御結婚」としてもよいです。ここを書く時も下の名前と同様、万年筆やボールペンは避けましょう。

ふくさ

これで中にお金を入れて、名前なども書いたら準備万端ですね。しかしながら祝儀袋をむき出しで持っていくのは失礼にあたります。ですから何かに包んでいかないといけません。さて、みなさんも考えてみてください。何に包んで持っていくのでしょうか。答えはふくさです。みなさんは、ふくさを知っていますか。最近日常では使わないし、聞きなれない言葉ですよね。しかし茶道をやっている方ならご存知かもしれませんね。ふくさは茶道でも使いますから。ご祝儀袋もふくさに包んで持って行きますよ。ふくさはこちらの写真のようなものです。ミニ風呂敷とでも言いますか。ハンカチのような布で出来たものです。大きさは色々あります。ご祝儀袋を持っていく際、ふくさに包むのが基本ですが、なければ小風呂敷や大きめのハンカチやスカーフで代用しても結構です。確かに普通ふくさなんて持っていないですよね。あればいいですが、無ければわざわざ買いに行く必要もないです。なお、祝儀と不祝儀では包み方が違います。祝儀では右側を重ねるように包みます。ちなみに不祝儀では左側を重ねるので間違いのないようにしてください。間違えると失礼なことになってしまいますから、気をつけましょう。

画像:kongodo.co.jp

まとめ

以上のように、「教えて!ご祝儀の選び方と書き方の例」をテーマにこちらの記事を書いてきましたが、いかがだったでしょうか。これであなたも急にご祝儀袋をお金を包む時も慌てずにすみますね。これだけ知っておけば安心でしょう。これであなたも恥をかくことはありませんから、ご心配なく。これは大人なら正しく知っておきたいことことですね。ですから、あなたの周りでもこれを知らないような人がいたら、是非こちらの記事を教えてあげてください。こちらの記事は短く簡潔に大切なことがまとまっていて、すぐに読める内容なので、きっと喜ばれると思いますよ。

教えて!ご祝儀の選び方と書き方の例と関連した記事をチェックしたい場合は、カルチャーのジャンルから探すことができます。