小学校受験問題集の選び方
お子様に小学校受験をお考えですか？それならば早目の対策が必要になってきます。小学校受験をする家庭も年々増加傾向にあります。その人気の理由として、英語教育の環境が良い・独自の教育方針がある・いじめが少ない・先生の勤続年数が長い・中学受験をしなくてよい・公立学校へは入れたくない・・・等があげられます。大事なお子様をより良い教育環境へ導いてあげたいというその気持ちがお受験戦争への熱へとなっていくのです。決して簡単ではない小学校受験、お教室通いも対策方法ですが、結局は家庭で取り組む時間が大切になってきます。お母さん、お父さんと一緒に取り組む問題集。一般の書店で購入できますが、たくさん種類もあり迷ってしまいますね。ここではお子様のタイプに合わせて楽しく効率よく取り組めるよう、小学校受験問題集の選び方のポイントをまとめてみました。
目次
大手の幼児塾の問題集を選ぶべし
内容が分かりにくく取り組みにくい問題集お子様にやらせてしまうと混乱してしまいます。そしてもう嫌～！となってしまう可能性も。それが初めての問題集ならなおさらです。まずは大手の教室が監修している問題集を手にすることをお勧めします。大手監修・作成のものであれば、小学校受験対策として効率よく学習できるような構成になっており、安心して取り組むことができます。
大手監修作成の問題集例
- 小学校入試研究会「繰り返し学習ワークシリーズ」
- こぐま会問題集「ひとりでとっくんシリーズ」
- 理英会出版「ばっちりくんドリル」
- 奨学社「基礎からの有名小受験ワーク」
・・・等が基礎・基本問題集でおススメ・人気とされる書籍です。書店で実際に手に取ってみてみましょう。
様々なジャンルに取り組むべし
実際の試験では限られた問題数の中で、どのジャンルがどれだけ出題されるかはわかりません。当日に「なにこれ？」なんてことにならぬよう、対応できるジャンルは幅広ーくしておくのが受験に勝つ秘訣です。そのためには問題集をジャンル別に使い分け、使いこなすことも重要です。
- 言葉・言語・・しりとり、同頭音語、同尾音語
- 常識・知識・・昔ばなしの内容・登場人物の把握、季節の行事や旬の野菜・果物、動物について
- お話しの記憶や迷路、系列、観察
- 数・図形・立体図形・点図形・積み木
基本的にまだ自分では字は読めないという前提での受験なので、絵で見て解答をみつける力を養うことになります。積み木やブロックを使った試験から、普段の生活の常識に至るまで、さまざまな範囲に及びます。過去の問題集を参考に出題傾向をチェックしてみましょう。しかし志望校が決定しているからといってその学校の過去問題のみを繰り返し行う方法はあまり良いとは言えないようです。
お子様の得意・不得意分野を把握するべし
さて、お子様はどの程度受験問題を理解できるか、できているか把握していますか？よくすでに知っている分野や初めて取り組む分野など、分野によってお子様の理解度も様々。もしくは好き、あまりやりたがらないなどがあるかもしれません。まずはお子様の取り組む姿をじっくり観察し、楽しんでるのか、全く理解できていなくて興味がなさそうとか、親御さん自信が把握してください。そうすることでよりその子にあった問題集が選択できるからです。注意点として最初に取り組む問題集を難易度の高いものにすることはやめておきましょう。
大きな壁に最初からぶつかるとやる気も喪失して苦手意識を植え付けます。できるだけわかりやすく楽しく取り組めるものをお勧めします。そうすることで次のステップへとつなげていきましょう。
最後に
いかがでしたか？問題集をそろえて、学習をすすめていくと、お子様もノウハウがわかってきて慣れてきます。その先には途中、飽きてしまったり１度できていたものがまたできなくなったりということもあるかもしれません。そんな時は親子で一緒にしばらく休憩しましょう。そう、お子様はまだ幼児だということをお忘れなく。
何につけてもブレイクというのは必要なのです。「どうしてできないの！また忘れたの！」なんてガミガミ・イライラしないでくださいね、逆効果になってしまいます。
普段がんばっている小さなお子様を責め立てることなく、お互いに楽しく学習することが理想です。ミスをした時も笑顔で見守ってあげることで、お子様は安心してまたやる気を自然と出してくれます。このような色々な場面に備えて、親御さんも小学校受験のノウハウを学習して、余裕をもって取り組みましょう。お子様にとっても親御さんにとっても大変な受験だからこそ、質・効率の良い問題集でより良い家庭学習をしましょう♪
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