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将来の夢が特にない高校生のための進路選択

投稿者 Yuki Oyama. 更新された: 16 1月 2017
将来の夢が特にない高校生のための進路選択

最近のこどもたちには夢がない、現実的だとよく言われています。こどもたちに夢を尋ねてみても、帰ってくる答えは「公務員」や「会社員」、「普通」という内容が多いです。しかし、こどもたちは自ら望んでそうなったのでしょうか。いいえ、そうではないはずです。私たち大人や社会環境がそうさせたのです。長引く不況による先の見えないデフレや賃金カット、リストラ等、こどもたちが萎縮してしまう社会的要因はたくさんありました。その影響を受けて育ったこどもたちの持つ夢が現実的なのは当然と言えるでしょう。むしろ将来に悲観し、展望が持てない余り、夢すら抱かないこどもたちもいます。その最たる層が高校生です。高校生になったら、社会に出るか学び続けるかを初めて選択する機会が訪れます。今回は、そんな夢を抱けない高校生のための進路選択について説明します。

高校生が持つ夢

まず今の高校生が持つ夢の実態について見ていきたいと思います。やはり、先で述べたように現実的な夢が多いのが実態です。公務員や会社員、普通になりたいといった様な回答が目立ちます。しかし、いくら現実的でも夢があるこどもたちはまだ良い方です。中には、将来を悲観するあまり夢すら持てないこどもたちがいます。高校生くらいまでなると、ある程度世の中のことが分かるようになり、自分にできることとそうでないことが判断できるようになってきます。そこで私たち大人や社会が余裕を持った状態でいないと、高校生は夢を持てなくなってしまいます。今の高校生にとっては、この夢すら持てない状況というのが一番好ましくない状態です。

学歴について

ではここで、そんなこどもたちの進路選択の参考になる社会環境について見ていきましょう。高校生が進路選択について考えるとき、気になる項目としてよく挙げられるのが学歴です。確かに高卒よりも大卒、私立よりも国公立の方が採用枠が広がるのは事実です。しかし、その学歴によって就職後の将来までもが保障されることはありません。一昔前までは、よりランクの高い大学出身であれば就職もその後の生活も安泰といった時代がありました。しかし、その様な学歴社会の時代はとうに過ぎ去ったのです。公務員や教員の様な閉鎖的な社会を除いては、多くの職業分野で実力主義になってきています。高卒が大卒よりも上で仕事をするということも十分に有り得る時代なのです。つまり、これからの世の中、学歴はさほど重要なステータスにはならないということです。

求められる能力について

ではここで、学歴がさほど重要ではないこれからの世の中において、求められる能力は何なのか、それについて見ていきたいと思います。結論から先に述べると、求められる能力はコミュニケーション力と問題解決力です。まず一つ目の能力、コミュニケーション力についてですが、これは相手と円滑に意志疎通する能力です。この「円滑に」というところが非常にポイントです。どのような状況においても相手の心情を察して、相手が自分に何を求めているのかを考え、相手と自分にとって最適な言葉を選びコミュニケーションをする能力です。ただ単に会話ができれば良いというような力ではありません。このコミュニケーション力が高ければ、まず社会に出て人間関係で失敗する様なことはありません。新社会人で組織に馴染めず失敗する場合、その多くがこのコミュニケーション力の欠如に起因しています。逆を言えば、このコミュニケーション力さえ備わっていれば、職場での人間関係は良好に保てるということです。実力主義の社会においてこの能力は必須であり、問題解決力の基礎となる能力です。

終わりに

夢がない高校生にとっての有効な進路選択も大事なことなのですが、そもそも高校生が夢を抱けない状況にさせていること自体に問題があります。しかし、この問題を解決するには多くの時間と議論が必要です。それを待つわけにはいきませんので、夢がない高校生の皆さんはまず「学ぶ目的」を持っているかいないかで進路選択の判断をしましょう。特に目的がない場合は専門職の道へ、逆に目的があれば大いに大学進学の道へ進んで下さい。この学ぶ目的というのは、社会に出てからも非常に大切な要素になってきますので、日頃から意識して過ごされることをお薦めいたします。

終わりに

夢がない高校生にとっての有効な進路選択も大事なことなのですが、そもそも高校生が夢を抱けない状況にさせていること自体に問題があります。しかし、この問題を解決するには多くの時間と議論が必要です。それを待つわけにはいきませんので、夢がない高校生の皆さんはまず「学ぶ目的」を持っているかいないかで進路選択の判断をしましょう。特に目的がない場合は専門職の道へ、逆に目的があれば大いに大学進学の道へ進んで下さい。この学ぶ目的というのは、社会に出てからも非常に大切な要素になってきますので、日頃から意識して過ごされることをお薦めいたします。

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