上司への退院祝いのメールの書き方と例

メールでお祝いの気持ちを伝えるには、しっかりとした言葉選びが必要です。顔が見えないやりとりだけに、何か一つ言葉を間違えてしまうと、大きな誤解に繋がりかねません。それを防ぐためには、まず例文に沿ってメールを送ることが一番です。そこでまずは下記の例のような言葉を用いて、お祝いの気持ちを伝えましょう。

「ΟООΟ　（様/部長　殿） 　（何々/部署名）のΟООΟ（名前）（です/でございます）。 　（この度は、無事ご退院とのこと、心よりお慶び申し上げます/退院、本当におめでとうございます。心からお祝いい申し上げます/ご退院されたとのお知らせをいただき、皆でたいへん喜んでおります）。 　（○○に及ぶ入院生活/長い闘病生活/療養中/重篤な状態からご回復されるに）は、何かと（ご苦労があった/お辛があった）のではないかと、ご心中お察しいたします。この度（晴れて/無事に）ご退院されて、（私/私たち/会社の皆）もまずは（安心/安堵）いたしましいた。 　（しかしながら/とは申しましても/ご退院されたとはいえ）、（当面は/暫らくは/これからまた/これからも）（療養/リハビリ/静養）が必要（とお聞きしました/ではないかと存じます）。重責を担われている○○（部長/課長）のことですから、（何かとご心配もおあり/仕事のことが気になる）とは（存じます/ことでしょう）が、（どうか/何とぞ）（お気持ちを強く持って/全快を信じられて）（治療に専念/無理などなさらず療養に専念）（されてください/されますようお願いいたします）。（私/私たち/会社の皆）も（ご回復/全快/快癒/完治）（するように/されるのを）祈っております。 　また、晴れて○○部長が、職場復帰された折には、部上げて快気祝い催す計画を立てておりますので、お元気な○○部長に（お目にかかる/お会いする/お迎えする）のを皆で（心待ち/楽しみ）にしておきます。 　（まずは/取り急ぎ）、ご退院のお祝い（まで/を申し上げます/を申し上げた次第です）」

()内の言葉は、適切なものをその都度選んでいきましょう。

次の例文はこちらです↓

「件名：退院、本当におめでとうございます。○○課長この度は、無事ご退院とのこと、本当におめでとうございます。営業一課の佐藤です。　療養中は、何かと苦労があったことと思いますが、晴れて退院されて、私たちもまずは安心しております。しかしながら、当面は静養が必要とお聞きしました。責任感の人一倍強い○○課長のことですから、仕事のことが気になることと思いますが、ご家族のためにもどうか全快に向け、治療に専念されてください。私たちもご回復を心より祈っております。　晴れて○○課長が、職場復帰された折には、皆で快気祝いを計画しておりますので、また元気な姿をお目にかかれること楽しみにしております。まずは取り急ぎ、ご退院のお祝いまで」

一般的な退院祝いメールに比べて、上司に送るお祝いメールの場合には、尊敬語や謙譲語、ソフトな丁寧語など言葉遣いに配慮するシーンが多々あります。だからこそ言葉遣いのミスが多くなりがちです。そんなときには、上記のようなテンプレート例文を用いるようにしましょう。

お祝いメールの書き方の基本的な流れは、前文→主文→末文です。前文は、頭語や時候の挨拶、相手の健康や安否確認等を含み、主文はお祝いの言葉、ねぎらいの言葉、今後の発展を祈る言葉、お祝いの品などについて述べます。最後の末文には、結びの言葉を含ませて改めてお祝いの言葉を述べても良いでしょう。

上司に退院お祝いメールを送る上で、絶対に避けたい注意点としては、下記の通りです。

• 忌み言葉は使わない
• 自分と比べるような表現は避ける
• そっけない印象にならないようにする
• お祝いの品のことは控えめに話すようにする
• 職場復帰を促すような表現は避ける
• リハビリの大変さを強調するような表現は避ける

以上、上司への退院祝いのメールの書き方と例についてみてきました。いかがだったでしょうか？いくら入院前に毎日のように顔を合わせていた上司とは言え、顔の見えないやりとりですか、言葉一つで誤解を与えてしまったり、不快な気持ちにさせてしまいかねません。そこで大事なのがテンプレート例文です。例文をしっかり活用し、言葉選びのミスがないようにしましょう。

上司への退院祝いのメールの書き方と例と関連した記事をチェックしたい場合は、カルチャーのジャンルから探すことができます。