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ベンチャー企業とは?わかりやすく解説

 
Kollama Yujiro
投稿者 Kollama Yujiro. 更新された: 16 1月 2017
ベンチャー企業とは?わかりやすく解説

みなさん、「ベンチャー企業」と聞いて何をイメージしますか?新しい会社?小さな規模の会社?いざ聞かれるとなかなか答えずらい企業の定義なのではないでしょうか?今回は、ベンチャー企業とは何かということをわかりやすく解説するとともに、ベンチャー企業で働くのに適している人や、ベンチャー企業の魅力などもお伝えしたいと思います。実際どんなベンチャー企業があるかについても、ご紹介していきます。これを読めば、あなたもベンチャー企業で働きたくなってしまうかも・・・!?

目次

  1. ベンチャー企業って何?
  2. 「スタートアップ」との違いは?
  3. ベンチャー企業の魅力&働くのに向いている人
  4. おわりに

ベンチャー企業って何?

実は、「ベンチャー企業」はこうでなくてはいけない!という明確な定義はありません。ただし、一般的な中小企業と区別する言い方として、世の中に浸透してきた言葉で、次のような特徴を持った会社の事を「ベンチャー企業」と呼ぶ事が多いです。それは、「大手などがチャレンジすることが難しいような新しいビジネス領域へ、チャレンジする企業」のことを示すことが多いです。他にも「設立5年以内の会社」などが掲げられる場合もありますが、最近はそれに限らず「事業内容がどうであるか」に重きをおいて、呼ばれることが多いです。

ベンチャー企業を語る際に、注意が必要なポイントがあります。「ベンチャー企業」というのはあくまでも和製英語です。というのも、「Venture(ベンチャー)」という単語は、「冒険的な」という意味があるので「ベンチャー企業」と呼ばれるのですが、海外の場合は「Venture Capital(VC)」つまり投資会社という意味になります。なので「ベンチャー企業です」と英語で言ってしまうと、「ん?投資会社なの?それとも投資を受けている会社ってこと?」と誤解されてしまうので、注意が必要です。

ベンチャー企業を多く紹介している「ベストベンチャー100」というWebサイトがあります。これにはたくさんの、将来が期待されるベンチャー企業が掲載されているので、どんなベンチャー企業があるか気になる方は一度覗いてみると良いかもしれませんね。「ベストベンチャー100」に掲載されている企業は、運営会社イシン株式会社による審査が行われています。ビジョンや収益性に加えて、ビジネスモデルが新しいものかどうか、チャレンジ性があるかどうかなど独自の基準を設けているそうです。

ベストベンチャー100

http://best100.v-tsushin.jp/index.html

「スタートアップ」との違いは?

似たような意味を持つ用語で「スタートアップ」という言葉があります。これは、「新しいビジネスモデルを開発(イノベーション)して、短期間のうちに急成長と高利益を生み出すことを目的としたチーム」を意味します。「スタートアップ」は、全くもって新しいビジネスモデルを「イノベーション」して、社会貢献することがなければ、「スタートアップ」と呼ぶことはありません。なので、すでにあるビジネスモデルを真似したりすることはこれに当てはまらないことになります。「ベンチャー企業」との違いは、ここにあるでしょう。なお、ベンチャー企業の中でも、「スタートアップ企業」と呼ばれる企業もいます。イメージとしては、「ベンチャー企業」というカテゴリの中に「スタートアップ企業」のカテゴリが存在しているということになるでしょう。ちなみに、「スタートアップ」という言葉は、海外でも通用する言葉なので、そのまま使用してもらっても問題ないです。

ベンチャー企業の魅力&働くのに向いている人

では、ベンチャー企業で働く魅力とはどんなものがあるのでしょうか?今回はいくつかポイントに分けてご紹介したいと思います。

1.社会貢献しているという、実感が得られやすい。

大企業のように、自分が何をやっているか分からないということは、ほぼないでしょう。若くても、プロジェクトのリーダーとして起用されたり、新しい商品の開発に携われる機会が多いです。自分中心に仕事が回っていくのは、決してラクではありませんが、何かの歯車として企業に雇われているという感覚は受けにくいので、色々な経験が積めるでしょう。

2.企業の成長に大きく貢献できる。

上場する過程のベンチャーの場合は、「上場」という企業の一大イベントに携われるという大きなメリットがあります。自分がやった仕事が、企業の成長に貢献できたという実感が湧きやすく、、またその成長この目で実感できますね。

3.成功を収めた場合、重要なポストに就ける可能性が高い

一人ひとりの負荷は高く責任も重いですが、その分自分の仕事が成功したときや、成果を挙げたときにおける昇進や給料アップなどは大手よりも早く回ってくる場合が多いです。

【向いている人像】

1.セルフスタータータイプ

ベンチャー企業は、受身体勢の人は向いていません。自ら進んで手を挙げてどんどん仕事を作っていく人が向いているでしょう。また、人数も少なく、教育体制も整って場合が多いので、「全然教えてくれない」などと感じるようではベンチャー企業はオススメしません。指示を受けたこと以上に仕事を作っていかなくては、追いついていけません。もしくは、指示なんて受けないパターンも大いにあるでしょう。

2.将来起業家になりたいタイプ

将来自分の会社を作りたい人には、うってつけでしょう。何よりも、会社の成長の過程を間近で見ることができるので、自分の会社を設立したときには、参考以上のなにものでもないです。また、ベンチャー企業のほとんどは、新しいビジネスモデルや商品の開発には、かなりウェルカムな体勢なので、そういった経験も積めるところは、双方にとって魅力があるところです。

ベンチャー企業とは?わかりやすく解説 - ベンチャー企業の魅力&働くのに向いている人

おわりに

ベンチャー企業について、少しお分かりいただけたでしょうか?ベンチャー企業の概念については意外な人も多かったかもしれません。いずれにしろ、これからの日本社会において、元気のあるベンチャー企業が新たな価値を生み出し、発展していくことが社会の活性化につながるのではないでしょうか。

ベンチャー企業とは?わかりやすく解説 - おわりに

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