ネット用語 文末に付ける「←」矢印の意味

ネット用語 文末に付ける「←」矢印の意味

ネットを見ていると、文章の後に←(矢印)がついていることはありませんか?何だろう??とは思いながらも、なんとなく意味が通じているからいいかなと、特別気にも留めませんでしたが、いつの間にか、矢印があっても終わ間を感じなくなっています。

訂正の際に使う矢印とはまた違った使い方、意味がネット用語としてはあるのです。

五時→×

誤字→○などと、メールでの文章を訂正する場合に使っていましたが、ネット用語的には、矢印の向きが逆です。

左向きの矢印はいったいどういう意味なのでしょうか。Hohoron.comでは、ネット用語 文末に付ける「←」矢印の意味を説明します。

←意味

ネット用語で「←」の意味は、矢印よりも前の言葉を強調したいときや、否定的な言葉を使いたいときに用いています

例えば、

  • 「俺ってなんでこんなに、イケメンなんだろう!!!←はい???」
  • 「就職決まりました←」
  • 「俺って面白すぎて罪だぜ。←えっ?マジ?」

というよう強調したい言葉や、否定したい文章の後ろ側につけます。ちなみに上記の会話、タイムラインに写真を載せた知人の言葉です。「←」を使うことで、一人突っ込み的なことをしているのです。一人乗り突っ込みです。面白いと書いた本人が感じれば、面白いという事に「自分で言っちゃってるよ」という否定を突っ込んでいるのです。こういった自意識過剰系の話していることは、つまらなかったりします。このタイムラインだけを受信できないようにできないか設定があったら知りたいです。

SNSでも人気←

SNSでも多く用いられており、特にどなたかとの会話を再現した際の心の叫びを書く際にも用いられています

「旦那が【俺 もてるからバレンタイントラック予約しておいて】だって←寝言は寝てから言ってほしかった」というように誰かとの会話に心の叫びや突っ込みを入れる時に用いています。

用いる機会は、ないものと思っていましたが、生活の中にずいぶん浸透してきており、会社の議事録をつける際、注意事項などに「←」と書いている若者もいます。

私生活でも浸透してきている←

何かコメントを入れるための「←」かと思っていたこともありましたが、ネット用語をそのまま生活の中にも取り入れていることを知れば違和感はなくなりました。けれど、入社試験の際の「アピールに「←」が使われているとき、「時代時は変わっていくんだな」としみじみしてしまいます。ネット用語が私生活にも浸透してきており、それがネット用語だと知らずに使っていることも多々あります。ネット用語と普段使う言葉の区別がなくなっており、ネットに幼い時から慣れ浸しんでいる世代は特に使い方の区別がついていない容易感じられます。

使っていることに「違和感」を感じなくなり、ビジネスシーンでもごちゃまぜに使ってしまっているという事実があります。書類の文章を強調するために、太字や下線ではなく、「←」を使う時代が来てしまったのかもしれません。区別がついていない新入社員には、ネット用語と普段使い言葉の区別をつけられるように指導が必要となっています。

まとめ

「←」を強調に使う盛大は、メールやLINEなどで会話することに慣れており、会話のキャッチボールとしての文章は上手だと感じますが、「???」と思うような文章も多々あります。これも時代の流れ!と言われてしまえばそれまでですが、やはりネット用語はネットの中だけで使うべき言葉とだとも感じています。

ネット用語と普段使う言葉の区別を自身でどのようにつけていくかで、日本語がまた少し変わっていくのかもしれません。ネット用語と普段使う言葉の区別なんて面倒なだけ←ネット用語は、テストにはでませんよ!真面目に学んでね。ネット用語がいつか国語辞典に掲載される日が来るのかもしれません。

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