エアメールの宛名の書き方と送り方

エアメールの宛名の書き方と送り方

外国に手紙を送ったことはありますか?エアメールを送る際、基本的には日本で手紙を送るように差出人の住所や名前、あて先の住所や名前を記載し、切手を張って送りますが、その記載する位置や記載方法はきちんと押さえておかないと、「手紙が届かない!」なんてことも起こりえますので、学んでおきたいところです。Hohoron.comではエアメールの宛名の書き方と送り方をお教えします。

従う手順:
1

エアメールの宛名の記入例

エアメールを出す際には、①差出人の住所と名前、②エアメールであること、③宛先の住所と名前、を記載し、④切手を貼ります。それでは各項目ごとに書き方を見ていきましょう。

2

①差出人の住所と名前

差出人の住所と名前は左上に宛先よりも小さく記載します。ここで住所の書き方をお教えします。例えば、「〒163-8001東京都新宿区西新宿2丁目8-1 高橋 一郎」と記載したいとします。国際郵便では一般的に、氏名→建物と部屋番号→番地→町→郡市→県や州→郵便番号→国といったように、小さい範囲から大きい範囲へと記載していきます。

ですので、「〒163-8001東京都新宿区西新宿2丁目8-1 高橋一郎」は

Ichiro Takahashi

8-1 Nishi-ShinJuku 2-chome Shinjyuku-ku, Tokyo 163-8001 Japan

となります。

日本と同様、2丁目8-1は2-8-1といった形で省略することも可能です。またアパートやマンションなども省略して記載できます

例えば、「〒163-8001 東京都新宿区西新宿2-8-1 ハイツ鈴木 101号室」なら

2-8-1-101 Nishi-ShinJuku Shinjyuku-ku, Tokyo 163-8001 Japan

と記載しても大丈夫です。

3

②エアメールであることを記載する

エアメールであることをしっかり明記します。「Par Avion」「Air Mail」など、送り先の国で通用する文字ではっきりと記載しましょう。一般的には左下や切手の下に書きます。グリーティングカードの場合は、さらに「Greeting Card」(または「New Year's Card」、「X'mas Card」)と黒色か青色で記入すると、国やエリアによってはその日に届けられます。

4

③宛先の住所と名前

宛先の住所と名前も、先の差出人の住所と名前同様の書き方で、右下に記載します。差出人の住所と名前より少し大きく書くようにしましょう。国際郵便であることがわかるように、相手の国名をはっきり書くことを忘れずに。また、日本語では○○様と記載するように、英語でも相手の名前には敬称を記載します。

男性:Mr.

女性:Ms.(既婚未婚を問わず使える敬称)

夫婦:Mr.&Mrs.

家族:To the 名字 family

となります。

5

④切手について

切手の料金が分からない場合は、郵便局の窓口へ行って計量したもらえば金額が出るので、請求された金額をその場で支払えば切手を貼る必要はありませんが、自分の好きな切手を貼って出したい場合は、普通の日本の切手を貼ってポストに投函しても大丈夫です。ただし、切手の料金は間違えないように注意しましょう。料金を間違えると差し戻される場合があります。

料金表はここから確認することが出来ます。便箋タイプなら、数百円でアメリカまで送ることが出来ます。また、クリスマスカードを送る際は、国・地域ごとに決まられた期限までに出せば、12月25日までに届けてくれるサービスもあります。

6

最後に

今では外国に住んでいる人ともEメールやチャット、ビデオ通話などが主流で、パソコンやスマートフォンさえあれば、どこからでも気軽に遠くの人と連絡が取れるようになりました。手書きでエアメールを送ることは少なくなってきています。しかし、現在でも公式書類やプレゼントなどを送る際は、エアメールは必要ですね。季節のグリーティングカードや心のこもった手書きの手紙などもいいものです。また、英語でエアメールを送る際は、こちらの記事も役に立つかもしれません。Hohoron.comのエアメールの宛名の書き方と送り方を参考にして、あなたも是非エアメールを送ってみて下さい。

エアメールの宛名の書き方と送り方と関連した記事をチェックしたい場合は、学習のジャンルから探すことができます。