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よく聞く言葉「イラレ」の意味と使い方

 
Kollama Yujiro
投稿者 Kollama Yujiro. 更新された: 16 1月 2017
よく聞く言葉「イラレ」の意味と使い方

みなさんは「イラレ」という言葉を聞いたことはありますか?「え?!あのイラレでしょ?」という人もいるかもしれませんし、「イラレってなに?食べれるの?」みたいな人もいるかもしれません。デザインの仕事をしていたり、IT関連企業に勤めている人はご存知の方が多いかもしれません。今日はイラレの細かい操作や機能については言及しませんが、「イラレ」が分からない人に向けて、『イラレとはなんぞや?』という疑問に分かりやすく答えていきたいと思います。

目次

  1. イラレって何
  2. ドロー系ソフトとは
  3. どんなデザインに使われるの
  4. イラレを使うことのメリットとデメリット
  5. イラレの価格
  6. まとめ

イラレって何

ずばりお答えしましょう!「イラレ」とは、「Illustrator」というものを略した言い方の事です。そして、この「Illustrator」というのは、何かというとプロも使用するデザインを作成するためのPC向けのソフトウェアのことを指します。Illustratorは、正式名称「アドビ イラストレーター(Adobe Illustrator)」と言います。食べ物でもなく、職業でもなく、PCのソフトです。いわゆるドロー系のソフトで、デザインソフトとして有名どころです。このソフトが主にできることは、イラストを描くことや、ロゴや名刺のデザイン、パンフレットや雑誌などの本のデザインもできます。もちろんご家庭で使う年賀状などのデザインも出来てしまいます。

よく聞く言葉「イラレ」の意味と使い方 - イラレって何

ドロー系ソフトとは

イラストレーターなどに代表される、画像描画ソフトウェアのことを指します。おもに、ベクタ形式での表現をするソフトのことをそう呼ぶことが多いです。普通の絵描きソフト、みなさんの良く知る「ペイント」はペイント系ソフトと呼ばれますが、それとは大きく違います。そして、そのペイント系ソフトよりも少々使いづらい部分はあります。しかし、絵の描き方にブレがないので、デザインを描く際には非常に便利で、趣味で使えていたとしても、損することはないくらいです。ペイント系ソフトは、鉛筆や筆などで絵を描くような、文字通り「絵を描く」ソフトですが、ドロー系は、どちらかと言うと「絵を組み立てる」といったイメージです。

どんなデザインに使われるの

主に、印刷や出版物、デザイン関係の仕事では使用頻度の多いソフトでしょう。どんなデザイン作成使われるかというと、たとえば、イラスト制作も行われます。特に、マンガ絵やアニメ絵のような色の境界線がはっきりしているものを得意としています。他には、雑誌や本の表紙などのデザインやロゴのデザインにも使われます。その他、アイコン、名刺、キャラクター、パッケージ、Tシャツ、看板、パンフレット、販売促進グッズ、フライヤー、チラシ、メニュー表の、文字(フォントデザイン・タイポグラフィーと呼ばれます)なども代表的です。また、写真と見せかけたイラレで作成された絵が使われている広告なども見かけます。写真データではなく、イラレのデータが使われるのは後々のことを考えて、アレンジが効くからでしょう。

よく聞く言葉「イラレ」の意味と使い方 - どんなデザインに使われるの

イラレを使うことのメリットとデメリット

【メリット】

何よりも、イラレが使えれば副職デザイナーとしてお仕事がもらえる可能性もあるくらい、メジャーなソフトです。むしろ、デザイナーといえば、イラストレーターの形式データ出なければ信用されないくらいです。メジャーなので、困ったときに頼りになる本や情報がたくさんあるので、自力で学ぶことももちろんできます。また、機能的なところのメリットでいえば、ドロー系ソフト一般的にですが、ペンタブなどを使わなくてもマウスだけでキレイに絵が描けるところが最大の魅力でしょう。そして、作られた絵は「ベクターデータ」という最強の画像データなので、いくら絵を引き伸ばしても荒れることがない非常に便利な絵なのです。仮に、会社のロゴなどが引き伸ばして、ドット絵になったら困りますよね?なので、ロゴデータなどはベクターデータで作られているケースがほとんどなのです。

【デメリット】

何よりも、使いこなすまでに時間がかかります。高度な絵が描けるので、そう簡単には描けずある程度の技術が必要ということですね。また、フォトショップ(Photoshop)のように画像に加工が出来るソフトではないので、画像データを弄ることはできず、一から絵を作っていくようなイメージですね。

イラレの価格

イラレなどのAdobe社のソフトは一昔前まで高額なイメージが強かったです。ソフトを買うのに、おおよそ10万前後するので、素人には手が出せませんでした。仕事で使ったり、会社で入っていなければ、お目にかかることもなかったでしょう。しかし、現在は「Illustrator CC」という形に変わり、月額払いで利用できるようになりました。これは非常にメリットが高いです。年間契約の月々払いであれば、現在は月額3,000円程度で使用できます。

まとめ

「イラレ」について少し分かりましたでしょうか?デザイナーさんは知っていることばかりだったでしょう。しかし、知らない人にとっては、一つ謎が解けてスッキリした気分かもしれませんね。

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