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「買取り」と「下取り」の違い

 
丘咲マリ
投稿者 丘咲マリ. 更新された: 16 1月 2017
「買取り」と「下取り」の違い

車を買い換えようとした時、今の車を「買取り」に出した方がいいのか「下取り」に出した方がいいのか悩んだりしませんか?同じ手放すなら、少しでもお得な方法で手放したいですよね。

では、この「買取り」と「下取り」の二つ何がどう違うのでしょうか。一緒に見ていきましょう。

出典:chukosha-g.jp

目次

  1. 買取りとは
  2. 下取りとは
  3. まとめ

買取りとは

買取りとは中古車買取り専門店などに、今乗っている自分の車を売って現金を得ることをいいます。一昔前までは、車を買い換える際に下取り出す人が多かったようですが、最近では買取り専門店に持っていって買取りをしてもらう人が増えてきているようです。

買取り価格は、中古車業者の間で行われているオークション相場が基となっているため、装備やオプションなども評価の対象となります。ですので、あなたの車に人気の装備がついていれば買取り価格もグッと上がるではずです。また、あなたの売却する車が、買取り専門店の、得意とするブランドメーカーや車種などであれば通常よりも高く査定してくれることもあります。そのため、何件かまわって買取り価格を比較して、一番高く買取ってくれるところに売ることが可能です。

また、家まで出張査定に無料で来てくれたり、名義変更などの手続きを全て代行してやってくれるサービスもある様ですので、簡単に車を売却できるのも嬉しいですよね。

ただ、相場変動に敏感なので、いつ売却するのかが、はっきりしていないと低めの査定価格となるようです。

とはいえ、多くの場合、下取りよりも買取り専門店の方が、高い査定価格を提示してくれるようです。その理由として、買取り専門店は買取った車を現金に換えるまでの流通経路がきちんと確立されていることが考えられます。

下取りとは

下取りとは、車を買い換える際に、新しい車を購入する販売店に今の車を売却して値引きをしてもらう事をいいます。つまり、今乗っている古い車をディラー(トヨタ、日産、マツダなど)が引き取って、その買取り価格の分だけ、新しく購入する車の購入金額から差し引いてもらうのが下取りとなります。

この方法は、一般的な方法で、今でもたくさんの人が車を買い換える際に利用しています。

下取り価格は、各ディラーが用意している下取り基本価格を基に、車の傷やへこみなどを減額して下取り価格が決定されていきます。

下取りの良い点は、人気のない車や古い車種でも一定の値段をつけてくれるところです。そして、新しい車を購入する販売店で下取りの契約まで可能なので手間がかからず、また新しい車の納品とともに、今乗っている車を引き渡せることができるので代車を必要としません。

こういった点で、車を買い換えようと考えている方にとっては、下取りは手軽に出来るのでいいのですが、買取りほどの高値は期待できないようです。

また、ディーラーの下取りは、新しく車を勝ってもらうためのサービスのひとつに過ぎないため、買取りに関してあまり力をいれていなく、買取り価格も担当者によっても結構変わってきます。なぜなら、その担当者が中古車(あなたが今乗っている古い車)の下取り価格を被ることがあるので、担当者の販売意力や、やる気によって下取り価格が大きく変わってくるのです。

特に、購入しようとしている車の値引きが難しいような場合、損をしてしまうことが多いようです。それは、下取りは新車購入とのセットとなっているため、そのディーラーと同じメーカーの車種でないと下取り価格が下がってしまう傾向にあるようです。

まとめ

いかがですが?総合的にみて、一般に高く買取ってくてれるのは「買取り」のようですが・・・

ただ、今乗っている車の年式や車種や契約関係、代車の事など値段だけでなくトータル的に考えてみた時に、どちらがお得かは、人それぞれ違うのではないでしょうか。

どちらにしろ、売却する前には、まずは自分の車の大体の査定価格を、中古車市場等で調べて知っておくことをオススメします。

※今回、「買取り」「下取り」の違いを最も使用する車の買い換えについて説明しましたが、カメラや家電製品等の「買取り」「下取り」も、ほぼ意味や仕組みは同じで査定価格も「買取り」の方がお得のようです。

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