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「思い」と「想い」の違いと使い分け

 
投稿者 Kollama Yujiro. 更新された: 16 1月 2017
「思い」と「想い」の違いと使い分け

みなさんは誰かに気持ちを伝えるときに、「『おもい』を伝える」と言うと思います。では、「思い」と「想い」のどちらを使いますか?この2つは似ているようで、ニュアンスが違うようにみなさんも捉えていることでしょう。すごく身近な言葉ですが、厳密にどういう意味かというと説明することはなかなか難しいでしょう。あまり普段考えることがないかもしれませんが、今回はそんな「思う」と「想う」について詳しくみていきたいと思います。

参照元:joygower.co.uk

「思い」と「想い」のそれぞれの意味

『思い』

『思い』という漢字は、非常に良く見るなじみのある言葉ですね。いわゆる、これは「ある物事について考えを持つこと」や「おもいをめぐらせること」など、自分の意見や感じたことや、そのもの全般に使われ、「おもう」ことにまずこの漢字を使っておけばまず間違いないです。

では、漢字の成り立ちについて考えてみたいと思います。「思」と言う漢字は、「田」は子供の脳の象形、「心」は心臓の象形です。その2つが合わさって「思」として成り立っています。つまり、脳と心で考えて感じていることの両方を意味しているといわれています。

『想い』

『想い』の意味としては、「物事に対してある考えや感情をもつこと」や「おもいをめぐらせること」、そして「心に浮かべ、想像すること」などを指します。では、『思い』同様に、使われている漢字を見ていきたいと思います。『想う』の上の部分「木」は樹木の木の象形であり、「目」は人の眼の象形です。そして、「心」は心臓の象形です。この3つが合わさって「想」として成り立っています。つまり、目で見た木のような具体的なイメージを心に描くことを意味しているともいえます。このことから、「何か特定の対象を想像して浮かべること」を示しています。

2つの使い分け方法

まず、『想い』ですが、前述の通り、イメージなどを心におもい浮かべることや、おもう対象が心に浮かんでいる場合に使われることが多いでしょう。いわゆる、『想い』という漢字は小説や詩に多く使われていていますね。そういった作品の中で、特にロマンチックな表現をしたいときに有効なようです。また、画家やアーティストが芸術的なイメージを思い浮かべるときにも使うでしょう。

一方で、『思い』というのは、極端に言えば上記以外の「おもう」すべてに使うことが可能です。たとえば、同じ文章でもこんな風に両者は使い分けされます。

例)故郷がなつかしいと「おもう」

『思う』⇒故郷が懐かしいなぁ~と思い出して感じている自分の感情

『想う』⇒懐かしい故郷を心にイメージしている状態

ニュアンスとして、違うのがお分かりいただけますか?

また、文章を書くとき様々な場面で「おもい」が含まれる単語に遭遇すると思います。参考までに少し例を出してみました。ちなみに、どっちが正解でどっちが間違いという明確な基準はないです。伝えたい本人のフィーリングとニュアンスで自由に使い分けてもOKです。

  • 好きな人を「おもう」: 好きな人を想う
  • 将来を悲観して「おもう」: 将来を悲観して想う
  • やっとの「おもい」で: やっとの思いで
  • 悲しい「おもい」をした: 悲しい思いをした
  • 「おもい」描く: 思い描く
  • 「おもい」通り: 思い通り
  • 「おもい」浮かべる: 思い浮かべる

では、履歴書の場合はどうでしょうか?履歴書の場合は、どちらかというと「公的な文章」となります。

なので「思い」の方を使っておく方が無難ですね。ちなみに、「常用漢字表」では、「ソウ」「ソ」という音は示されていますが、「おもう」という訓読みは設定されていません。

本のタイトルや、製品名などの固有名詞では「想」を使うことはありますが、それ以外の、自分自身の「おもい」については、「思い」で統一するとよいでしょう。手紙の場合は、知り合い同士の間のプライベートのものか、それとも公的な手紙なのかによって変えたほうが良いでしょう。いわゆる、ビジネスなどの手紙としてやり取りする場合は、「思い」を使った方がベターです。しかし、個人的なやりとりの場合は、もちろん個人の自由なので「想い」を使っても問題ありません。恋心を伝えるときなんて、特に「想い」の方が「おもい」が伝わりやすいでしょう。

まとめ

今回は、非常に身近な「おもい」について今回は、掘り下げて考えてみました。なんとなく分かっていた人も、知らなかった人もこれからは、ご自分の「おもい」を精一杯表現してみましょう!

参照元:getcollegecredit.com

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