元素記号

簡単!元素や周期表の覚え方

 
Rina H.
投稿者 Rina H.. 更新された: 16 1月 2017
簡単!元素や周期表の覚え方

元素記号や周期表は、学生時代に試験の時のみ覚えるものだと思っていました。社会人になってもごく一部の職種に就いた際は、使うことがあるのだと知り学生時代の考えの甘さに反省したものです。

どのように覚えていくのでしょうか。これも人それぞれといったところです。できる限り、並び順に覚える人、略して覚える人、覚え歌にいている人など本当に様々です、覚え方のコツを知れば、覚えるという作業も楽しく感じられるのではないでしょうか?

元素や周期表の覚え方を別々ではなく、元素記号や周期表を楽しく覚えるポイントを紹介していきたいと思います。

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従う手順:
1

バニラビーンズ「水平リーべ」

昔から、「すいへいりーべぼくのふね」と覚え方を教える先生も多くいるようです。これは、元素周期表を左から右へと呼んでいる覚え方です。先生のリズムに乗らない語呂合わせでは、実際理解しがたいのではないでしょうか?

そんな時は、バニラビーンズの「水平リーべ」を聞いてみて下さい。なかなか面白いです。

2

水平リーベー

→H(水素)・He(ヘリウム)・Li(リチウム)・Be(ベリリウム)

  • 水素「H」は化学式にも使われことが多く基本ですので、忘れてはいけない元素です。
  • Heは、ヘリウムガスと言えば身近に感じられるでしょうか?
  • Liは、リチウム電池など身近に存在しています、
  • Beは、日常生活の中であまり聞くことのない元素かもしれません。

身近で使われている言葉を思い出すことで、歌に合わせてより覚えやすくなります。

3

ぼくの船

→B(ホウ素)・C(炭素)・N(窒素)・O(酸素)・F(フッ素)・Ne(ネオン)

この辺りは、家庭生活の中では耳にすることがあまりありませんが、工業系の職種に就いたのであれば目にし耳にし、使用することもあるかもしれません。

  • Nは、N2(窒素ガス)になることにより部屋に充満すると酸欠になる恐れがあります。液体窒素もLN2であらわされ工業系では、よく見かける記号です。
  • Oは、言わずと知れた酸素です。二酸化炭素や水にも元素が使われています。
  • Fは、台所用品などで「フッ素加工」と明記されているのを見たことはないでしょうか?
  • Cは、炭素タイヤモンドの元です。
4

なまガール(なまギャル)

→Na(ナトリウム)・Mg(マグネシウム)・Al(アルミニウム)

  • Na、Mgについては、サプリメントの成分表記で目にしたことがあるのではないでしょうか。
  • Alは、金属でとても軽く耐久性のある銀色をしています。磁石がつかないという特徴もあります。
5

シップスクラーク

→Si(ケイ素)・P(リン)・S(硫黄)・Cl(塩素)・Ar(アルゴン)・K(カリウム)

  • Si・Cl・Kについては、台所溶剤やサプリメントで目にしたことがあるはずです。
  • Pは、マッチの先の丸いところと覚えていただければいいのかと・・・発火点が低いですので、空気に触れることにより「リン酸」へと変化し、少しの摩擦でも発火するのです。
  • Sは、温泉の成分で硫黄(イオウ)と気行けばピンとくる方も多いのではないでしょうか。
  • Arは、エアーなどに使われており、工業用の真空パック時に使われています。
6

かすコーチ

→Ca(カルシウム)・Sc(スカンジウム)・Ti(チタン)

  • Caは、骨粗しょう症の防止には期待されているカルシウムです。乳製品などにも含まれています。
  • Scは、軽量金属ですが、使用に出回ることの少ない埋蔵量の少ない貴重な金属です。
  • 電工業については、陰極として、非鉄合金として原子力の構造物に使われています。
  • Tiは、金属ですが、工業系だけでなく、時計のバンド部分やアクセサリーの金具などにも用いられています。
7

暴露マン

→V(バナジウム)・Cr(クロム)・Mn(マンガン)

  • Vは、バナジウムイオン水として温泉で販売されているのを見かけたことはありませんか・また、温泉の成分として表記されていることもあります。
  • Crは、酸化被膜というものが張られてしまうため、さびにくい性質を持つ金属です。MoやWも同じ性質を持っており、非鉄金属化合物としてあ使えれていることが多いようです。
  • Mnは、主な用途は製鉄用となります。硫黄や酸素といった不純物を取り除くために使用されています。
8

タチツテ テツコニ

ここまでくると、完全にノリと勢いで覚えていくような感じです。

→Fe(鉄)・Co(コバルト)・Ni(ニッケル)

  • Feは、鉄。さびる鋼材です。
  • Coは、金属だけでなく、顔料やシリカゲル(しけるのを防ぐためにお菓子に入っている袋のやつ)になったり、気が付かないだけで、生活の中に溶け込んでいます。
  • Niは、ニッケル水素電池として「充電できる電池」としてご使用になられている方も多い製品になっています。
9

どうせ会えんが

→Cu(銅)・Zn(亜鉛)・Ga(ガリウム)

  • Cuは、熱伝導率が高く、お鍋などの材料として使われていることもありました。
  • Znは、サプリメントの成分として目にしているはずです。
  • Gaは、赤色発光ダイオードとに用いられています。
10

ゲイ斡旋

→Ga(ゲルマニウム)・As(ヒ素)・Se(セレン)

  • Gaは、お水だけでなく、健康補助器具などにもよく用いられています。
  • Asは、農薬などに用いられる劇物です。決して、人が口にしてはいけないものです。昔カレーに混入するという悲惨な事件が起きました。
  • Seは、半金属で、ガラスの脱色剤として使われています。
11

ブローカー

→Br(臭素)・Kr(クリプトン)

  • Brは、液体で塩素よりは弱い者の刺激臭で猛毒であるとされています。
  • Krは、不活性ガスで重い期待です。誤って吸い込むと声が低くなります。
12

最後に

このように語呂合わせと同時にどのような用途で使えれているかを知ることで身近に感じ覚えやすくなります。

元素記号で、Auは「金」です。携帯電話会社は、au→金色のつまり一番ということですね。結婚指輪などにもちいられるプラチナは「Pt」と「白金」として記載があります。ちなみにダイヤモンドは、C(炭素)です。制汗剤にあるAgは「銀」です。パッケージにも「銀のちからで」と記載があります。

化学式で、H2SO4は「硫酸」、HMO3は「硝酸」で間違えやすい為、セットで覚えるように指導されたことが学生時代ありました。硫酸、硝酸を用いた仕事をしたことはありませんが、両方劇物であることに変わりありません。

生活の中のものと結び付けて覚えていくことで、楽しくその場しのぎではなく、「知識」として残すことができます。

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