唾液

唾液腺の役割とは?

福山真子
投稿者 福山真子. 更新された: 16 1月 2017
唾液腺の役割とは?

唾液腺は動物の唾液を分泌する腺であり、導管は口腔に開口しています。また、大唾液腺と小唾液腺とに分かれています。唾液は唾液腺から口腔内に分泌される分泌液で水、電解質、粘液、多くの種類の酵素からできています。これは噛んだり、消化するのに必要なものです。こちらでは唾液腺の役割を説明します。

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目次

  1. 粘膜
  2. 耳下腺
  3. 顎下腺
  4. 舌下腺

粘膜

粘膜は口の中にあり、唾液を作り、それで表面を湿らせる役割があります。色々な種類の唾液腺があります。例えば耳下腺、顎下腺、舌下腺があります。

唾液腺の役割とは? - 粘膜
画像: cuidatusaludcondiane.com

耳下腺

耳下腺は最大の唾液腺で、三角形を呈し外耳道の前下方にあり、下顎は下顎角に達します。後端は、胸鎖乳突筋及び茎状突起から出る諸筋に接し、その一部は深く下顎後窩に入り顎関節に接し、この部を深部といいます。

顎下腺

これは、耳下腺に続く大きさで、位置は顎舌骨筋の下で、下顎骨と顎二腹筋の前後両腹との間にあり、外面からは浅頸筋膜に覆われています。顎下腺管は腺の後端から出て、顎舌骨筋の後縁を廻り、その上に出、舌下腺の内側を前進して舌下小丘に開きます。

舌下腺

舌下腺は、一番小さく、顎舌骨筋の上にあり、下顎骨体の内面に接し前後の細長く左右に扁平で、前縁は舌下小丘に達し、顎下腺とは顎舌骨筋により隔てられ、後端が本筋の後縁で顎下腺と連なります。導管の内、大舌下腺管は顎下腺管と合し、または独立して舌下小丘に開き、多数の小舌下腺管は舌下ヒダに沿って開きます。

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