ネット用語の「wktk」の意味と使い方

そもそも何て読むの？

ずばり「ワクテカ」です。なぜ「ワクテカ」かというと、この「wktk」という文字が略されている文字だからです。元々は、「wakuwaku tekateka」です。読みづらいですが、「ワクワクテカテカ」です。「waku」は「wk」に省略され、「teka」は「tk」になります。この「wk」「tk」が組み合わさったものになります。ポイントというべきなのかは分かりませんが、大文字ではなく小文字で「wktk」と書くことがお決まりになっています。

「wktk」の意味は？

意味は、「非常に期待している」「とってもワクワクしている」という意味です。恐らく、みなさんは「ワクワク」は分かるけど、なぜ「テカテカ」が付くのだ？と思うことでしょう。それは、この用語の語源にあります。某有名なインターネット掲示板の２ちゃんねるで良く使われる「アスキーアート」が関係しています。アスキーアートは、文字列で描かれた絵のようなもので、「AA」と呼ばれますが、この「AA」でよくモナーという猫のようなキャラクターが描かれることがしばしばあります。その猫が、ワクワクしている様子が光っていたのです。「テカテカ」と光っていたようです。モナーがワクワクして輝いていた様子が「ワクワクテカテカ」と表現されたのが始まりとされています。いわゆる漫画で描かれる、キラキラおめめのヒロインと同じような感覚と言うのでしょか・・・。ともかく、２ちゃんねるを発祥として、「wktk」と表記されるようになりました。最初はこのモナーのアスキーアートを打つことで、非常にワクワクしている様子を表していたのですが、だんだんログが流れるのが早くなる（多くの人がメッセージを書き込み自分の書いたものが流れてしまう様子）と、AAを打つのが面倒になった人が「wktk」と打ったそうです。

使用例

• これから映画観にいってくる！かなり眠いけど、wktkすぎる！！
• wktkが止まらない！
• このエンディングで次回作へどうwktkしろと？
• ゲーム史上もっともwktkした瞬間だったなぁ
• 仕事で疲れてるけど、やっぱりwktkする！
• あのCM見たらwktkせざるを得ないだろーーー！！！

どの表現も、非常に期待度が高い（高かった）ことが分かるでしょうか？それだけ、「wktk」には尋常ならぬ「期待感」や「ワクワク」が込められた表現なのです。

他にもこんな表現があります

同じような英語小文字が羅列するような表現で、「kwsk」「ktkr」「gdgd」などがあります。

今回紹介したwktkのように、非常に速い流れのときに、何かを表現するために生まれた言葉が実は他にもあるのです。例えば、kwsk、ktkr、gdgdといったものがそれに該当します。

【kwsk】

Kuwashiku（くわしく）の短縮形です。つまり「詳しく教えてください」という意味です。

【ktkr】

kitakore（きたこれ）の省略形です。「来たこれ！」と言った表現のことを表しますが、訳するのは少し難しいのですね。笑える状況やオチが展開されたときに「この流れを待っていた」「ほら来た！」というニュアンスで使われています。

【gdgd】

gudaguda（ぐだぐだ）の短縮系ですね。つまり、「流れがぐだぐだだよ」というような意味で使われています。

「wktk」は一部ですが、２ちゃんねるなどのインターネット発祥の省略語は多く存在します。英語かと思ったら実は単なる日本語の短縮形だったと、往々にしてよくある話です。間違っても外国の人には使わないで上げてください。もちろん、日本通の外国人ならば知っていることもあるかもしれません。英語にも短縮形はあるので、紛らわしいですが、使うときはきちんと調べてから使うのがベターでしょう。今回はwktkをはじめ有名なものを紹介しましたが、もっとマイナーなものや新しいものもあります。自分は使わなくても、そういったインターネットの情報を読むときには知っておいて損はないでしょう。

参照元：voluntaryarts.org

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